正直な子
学校にて
先生「今から抜き打ちテスト始めるぞ~!」
生徒一同「ええ~!?」
生徒A「先生そりゃないよ~!」
生徒B「マジで抜き打ちじゃん…」
生徒C「ブーブー!!」
先生「いいから教科書しまえ~!いいか!?こういう時に本当の実力が出るんだぞ?社会に出たら臨機応変に対応できないとダメなんだ」
生徒B「俺達まだ学生でーす!」
生徒一同「そうだそうだ!!」
先生「コラ!!いい加減腹を決めろ!ほら…佐々木なんかもう教科書しまってテストの用意してるじゃないか!お前らも覚悟を決めてテストに挑め!なあ佐々木」
佐々木「先生のこと生物的に無理なので早く終わらせたいだけです」
先生「正直な子…」
学校にて2
先生「おーいみんな、社会見学の時に撮った集合写真できたぞ~!ABCの三種類あるから一つ選んで丸つけてまわしていってくれ」
女子A「うわ~あたしどれもめちゃくちゃキモーい!!」
女子B「ウソー可愛いって~!!あたしのほうがきもいよ~!」
女子C「二人共全然可愛いよ~!!あたしどれも選ぶの無理~さいあく~!!」
女子A「じゃあ同じのにしよっか?Aにしない?」
女子B「えーBがいいな~!先生おもしろい顔してるし!」
女子C「Cのがみんな仲良しに見えるからCにしようよ~!!」
先生「こらこら、喧嘩せずに決めるんだぞ!?どれもみんな可愛く撮れてるじゃないか、なあ坂下」
坂下「きもいとか言いながら自分の写真うつりが一番いいのを選んでるだけだと思います」
先生「正直な子…!」
会社にて
社長「では、これで会議を終わる。何か疑問点や意見のある者」
金山「はい、隠しているようですが社長はハゲですよね」
専務「正直な子…!」
保育園にて
保母さん「はーいみんな、お昼寝の時間でーす!お昼寝しましょうね~」
園児A「えーんねむれないよ~…」
保母さん「よしよし…ねむれるまでお膝にくる?」
園児A「わーい!」
園児B「いいな~ぼくも!!」
園児C「わたしも~!!」
保母さん「こら~甘えん坊が一杯いるな~!年長さんなんだから本当は一人でお昼寝できるようにならなきゃだめよ?」
園児ABC「はーい!」
保母さん「たかし君はえらいね~一人ですぐにお昼寝できて!さすがお兄ちゃんだね!」
隆志「そのやさしさは仕事だってわかってるから」
保母さん「正直な子…!」
美樹「先生の時折見せる真顔がそれを感じさせるの」
保母さん「ここにも正直な子…!!」
学校にて3
校長「…え~つまり、皆さんには健全な学校生活を送っていただきたく、かつ将来のために今から勉強をしっかりして、自分を鍛える場としてこの学びやがあるわけでして…」
生徒A「なげ~よ校長の話…つまんねーし」
生徒B「ねむたいぜ~」
生徒C「だいたいもっとためになる話をしろよな~…将来とかよりも俺たちは今を楽しみたいんだよな」
生徒A「そうそう!俺たち青春真っ只中なんだからジジイのたわごとなんかためにならねーよ」
生徒B「そうだそうだエロい話でもしてみろってんだ」
校長「え~では次は教頭先生のお話です、しっかり聞くように」
菊地教頭「皆さん、私から皆さんに言えることはひとつだけです」
菊地教頭「やりまくるなら今しかない!」
生徒一同「なんて正直な子…!!」
田辺校長「この歳では勃ちもせん」
男子一同「実は校長もなんて正直な子…!!」
草部PTA会長「枯れてしまえば女は終わり」
女子一同「まさかの会長も正直な子…!!!」
中山管理人「私は42歳でも学生モノ大好き」
生徒一同「なぜ集会にいるんだ管理人さんでも正直な子…!!!!」
猪本(保護者)「やるなら今だ、今しかない、やればできるさ、やろうよみんな、いくぞー!?」
生徒一同「見たことない猪木のパチもんみたいな保護者がでてきたけど正直な子…!?」
猪本(保護者)「1、2、3…ダァー!!」
生徒一同「……」
教師一同「(この多感な時期に本物ですらない猪木のパチもんみたいな保護者の呼びかけでみんなと一緒に手をあげてダァー!!なんて恥ずかしいやらカッコ悪いやら俺・私こういうノリ無理みたいなやらそんな思春期な彼らってなんて…)」
猪本「ダァー!!」
生徒一同「………」
教師一同「正直な子」
終
先生「今から抜き打ちテスト始めるぞ~!」
生徒一同「ええ~!?」
生徒A「先生そりゃないよ~!」
生徒B「マジで抜き打ちじゃん…」
生徒C「ブーブー!!」
先生「いいから教科書しまえ~!いいか!?こういう時に本当の実力が出るんだぞ?社会に出たら臨機応変に対応できないとダメなんだ」
生徒B「俺達まだ学生でーす!」
生徒一同「そうだそうだ!!」
先生「コラ!!いい加減腹を決めろ!ほら…佐々木なんかもう教科書しまってテストの用意してるじゃないか!お前らも覚悟を決めてテストに挑め!なあ佐々木」
佐々木「先生のこと生物的に無理なので早く終わらせたいだけです」
先生「正直な子…」
学校にて2
先生「おーいみんな、社会見学の時に撮った集合写真できたぞ~!ABCの三種類あるから一つ選んで丸つけてまわしていってくれ」
女子A「うわ~あたしどれもめちゃくちゃキモーい!!」
女子B「ウソー可愛いって~!!あたしのほうがきもいよ~!」
女子C「二人共全然可愛いよ~!!あたしどれも選ぶの無理~さいあく~!!」
女子A「じゃあ同じのにしよっか?Aにしない?」
女子B「えーBがいいな~!先生おもしろい顔してるし!」
女子C「Cのがみんな仲良しに見えるからCにしようよ~!!」
先生「こらこら、喧嘩せずに決めるんだぞ!?どれもみんな可愛く撮れてるじゃないか、なあ坂下」
坂下「きもいとか言いながら自分の写真うつりが一番いいのを選んでるだけだと思います」
先生「正直な子…!」
会社にて
社長「では、これで会議を終わる。何か疑問点や意見のある者」
金山「はい、隠しているようですが社長はハゲですよね」
専務「正直な子…!」
保育園にて
保母さん「はーいみんな、お昼寝の時間でーす!お昼寝しましょうね~」
園児A「えーんねむれないよ~…」
保母さん「よしよし…ねむれるまでお膝にくる?」
園児A「わーい!」
園児B「いいな~ぼくも!!」
園児C「わたしも~!!」
保母さん「こら~甘えん坊が一杯いるな~!年長さんなんだから本当は一人でお昼寝できるようにならなきゃだめよ?」
園児ABC「はーい!」
保母さん「たかし君はえらいね~一人ですぐにお昼寝できて!さすがお兄ちゃんだね!」
隆志「そのやさしさは仕事だってわかってるから」
保母さん「正直な子…!」
美樹「先生の時折見せる真顔がそれを感じさせるの」
保母さん「ここにも正直な子…!!」
学校にて3
校長「…え~つまり、皆さんには健全な学校生活を送っていただきたく、かつ将来のために今から勉強をしっかりして、自分を鍛える場としてこの学びやがあるわけでして…」
生徒A「なげ~よ校長の話…つまんねーし」
生徒B「ねむたいぜ~」
生徒C「だいたいもっとためになる話をしろよな~…将来とかよりも俺たちは今を楽しみたいんだよな」
生徒A「そうそう!俺たち青春真っ只中なんだからジジイのたわごとなんかためにならねーよ」
生徒B「そうだそうだエロい話でもしてみろってんだ」
校長「え~では次は教頭先生のお話です、しっかり聞くように」
菊地教頭「皆さん、私から皆さんに言えることはひとつだけです」
菊地教頭「やりまくるなら今しかない!」
生徒一同「なんて正直な子…!!」
田辺校長「この歳では勃ちもせん」
男子一同「実は校長もなんて正直な子…!!」
草部PTA会長「枯れてしまえば女は終わり」
女子一同「まさかの会長も正直な子…!!!」
中山管理人「私は42歳でも学生モノ大好き」
生徒一同「なぜ集会にいるんだ管理人さんでも正直な子…!!!!」
猪本(保護者)「やるなら今だ、今しかない、やればできるさ、やろうよみんな、いくぞー!?」
生徒一同「見たことない猪木のパチもんみたいな保護者がでてきたけど正直な子…!?」
猪本(保護者)「1、2、3…ダァー!!」
生徒一同「……」
教師一同「(この多感な時期に本物ですらない猪木のパチもんみたいな保護者の呼びかけでみんなと一緒に手をあげてダァー!!なんて恥ずかしいやらカッコ悪いやら俺・私こういうノリ無理みたいなやらそんな思春期な彼らってなんて…)」
猪本「ダァー!!」
生徒一同「………」
教師一同「正直な子」
終
裏マニュアル社会
舞台は深夜のコンビニ
レジには店員が一人立っている
客は一人
店員:20代前半・痩せぎみ・男
客:30代後半・太りぎみ・男
客の男が弁当とビールを持ってレジへ
店員「いらっしゃいませ、こんばんは」
客「これ、おねがい」
店員「お弁当が一点と、ビールが一点、以上で598円です」
客「じゃあ、千円で」
店員「千円お預かりします、お弁当あたためられますか?」
客「おねがいします」
店員「かしこまりました、お箸は一膳でよろしいでしょうか?」
客「はい」
店員「ではこちら千円…ポイントカードお持ちでしょうか?」
客「あっはい」
店員「ありがとうございます、こちらカード失礼します」
客「あっあと、煙草12番と」
店員「はい」
客「(拳銃を出して)レジのお金ありったけください」
店員「えっと…こちらはコンビニ強盗でよろしいでしょうか?」
客「はい」
店員「申し訳ありません、少々お待ちいただけますか?」
客「はい」
店員、店の奥にいく
店員、バットを持って戻ってくる
店員「大変お待たせしました。えっとですね…こちら側の対応として、今すぐにバットで応戦する・もしくは逃走されてから警察に通報するというのがあるのですが…どちらにされますか?」
客「おもちゃの拳銃なんで通報でおねがいします」
店員「かしこまりました。それでは先に大きいほうから…いち、に、さん、し、ご、ろく、なな、八万円先に奪われます」
客「はい確かに」
店員「まとめて残りの千円と五千円のお札がこちらになります、小銭はどういたしますか?」
客「あとでジャンプ買うので240円だけ奪います」
店員「ではこちら240円奪われます、あっ強盗カードお持ちでしょうか?」
客「持ってないです」
店員「それでしたら今回カード作られましてポイント貯められますと、次回強盗される際に色々と特典がつくのですがどうされますか?」
客「ちょっと時間ないんでまた今度作ります」
店員「では次回、よろしくおねがいします」
レンジ「チーン」
店員「あっ先にこちらのお買い物のおつりが…402円と、商品になります」
客「はい、ありがとう」
店員「ありがとうございました。では今回の強盗ですが、単独犯様で武器はおもちゃの拳銃、奪われたのは10万円前後とマイルドセブンライトおひとつ、逃走されてから通報、以上でよろしいでしょうか」
客「大丈夫です」
店員「では、逃走され次第通報致します」
客「あっ先にトイレ借りていいですか?」
店員「申し訳ございません…先日トラックごと突っ込んで商品の在庫を強盗された犯人様達がいらっしゃいまして、トイレが修理中なんです」
客「あ~わっかりました。じゃあ逃げます」
店員「あっはい、通報します」
ドア「テレーンテレーン」
店員「あっもしもし警察ですか?こちら三丁目の○○というコンビニなんですが、強盗犯様こられまして、今逃げられましたので通報しました」
ドア「テレーンテレーン」
店員「いらっしゃいませ」
若い女「すいません、ここらへんで死体を埋めれる場所ってないですか?」
店員「そうですね…(地図を広げて)こちらの山奥なんてどうでしょうか?」
若い女「ありがとう、いってみます」
店員「お気をつけて埋めてらっしゃいませ」
奥からオーナーが出てくる
店員「あっオーナー、お疲れ様です」
オーナー「お疲れさま、いきなりだが、君この店の店長にならないか?今の店長よりも君のほうが仕事ができるので」
店員「申し訳ありません。全くやり甲斐を感じないのでお断りします」
オーナー「そうか」
店員「それとオーナー、先ほど強盗犯人様こられましてレジにほとんどお金がありません」
オーナー「よし、じゃあ今日は閉店する、おつかれさま」
店員「お先失礼します」
ドア「テレーンテレーン」
店員「申し訳ありません、今日はもう閉店なんですが…」
警官「先ほど通報された強盗犯人なんですが、近くの本屋にて逮捕しましたので連絡に参りました。御協力ありがとうございました」
オーナー「おつかれさまです」
警官「それと、このお店に廃棄処分の商品を密売している容疑があるんですが犯人の方いらっしゃますか?」
オーナー「はい、私です」
警官「では連行します」
店員「よろしくおねがいします」
オーナー「あっ、私逃走します」
警官「では、撃ちます(発砲)」
オーナー「当たりました」
店員「救急車呼びますか?」
警官「いえ、大丈夫です。かすっただけです」
オーナー「…」
店員「死んでますね」
警官「ショック死でしょう」
オーナー「(まばたき)」
店員「死んだふりですね」
警官「死んだふりですか?」
オーナー「はい、死んだふりです」
警官「では連行します」
店員「おねがいします」
オーナー「パトカーに乗る瞬間また逃走します」
警官「今度は当てます」
ドア「テレーンテレーン」
店員「おつかれさまでしたー」
店員「今日でバイト辞めよう」
外「バーン」
終
読書感想文「赤灯えれじいを読んで」
いや~漫画っておもしろいですねぇこんばんわ漫画界の浜村junこと富岡です。
僕は漫画・小説問わず本を読むことが好きなので、今まで読んだことのある本を色々と紹介ないし感想などを勝手に書いていきたいと思います。
もしも少しでも気になる本があれば是非一度読んでみてください。
そして「読んでよかった!富岡ありがとう!」となって頂くと本当に嬉しいです、ジーマ片手に夜な夜な語り合いましょう。
「時間の無駄だった、真面目に起訴を考えている」となった人は養子にいきますので養ってください。
それとオススメの本があれば教えてください。
人が感動したものにはとても興味がありますので…
ではまずは一番最近読んで感動した
「赤灯えれじい」
という漫画を紹介させていただきます。
週刊ヤングマガジンに2008年まで掲載されていた、きらたかしさん作のプータロー青春漫画、全15巻です。
舞台は大阪、主人公は高卒で一年間プータロー、夜の道路工事のガードマンのバイトをしながら悶々と過ごしているスケベ野郎です。
ある夜主人公と同じ現場に新しいバイトが入ります、その新人がこの漫画のヒロインとなります。
金髪にジャージ、愛車はヤンキー御用達改造スクーターとかなりいかついヒロインです。
歳は主人公の一つ上です。
いわゆる社会的にも人間的にも「ヘタレ」な主人公と、全く違った生き方をしてきたヒロイン、
この二人の出会いから物語は始まります。
これだけ見るとよくある話みたいですが、僕が感動したところはまず
「関西弁が自然」なところです。
舞台が大阪なのでセリフのほとんどが関西弁です。それだけでちょっと…と思う人がいるかもしれませんが、人物の心の声とセリフがとても丁寧に書かれているので、自然にスッと入ってきました。
キャラクターがその場面で今感じたことを喋っているような、とてもリアルで、生き生きとしているのが感じとれるのは、すごいことだと思います。
次によかったのが
「漫画的にコミカルなシーンが多いけど生活などはかなりリアル」なところです。
色んな無茶苦茶があって笑い所が沢山あるのですが、生活や仕事になるとまるで現実のようで、それぞれの家庭に事情があって複雑な人間関係があり、全然思った通りにはいかない
話に直接関係なくてもその人物が持つ内面の葛藤をしっかり伝える、それらがこの世界の現実感を出しているんだと思います
少しネタバレになるので、未読の人はなんとな~くで読んでください
主人公が仕事を終え朝方アパートに帰ります。
ヒロインは主人公が家に帰る前、入れ違いで出勤していくので、家には主人公ひとり
すぐに着替えて布団に入った時、「あれっ?」と思います。
そしてその夜ヒロインに主人公がこんな風なことを聞きます。
「なあ、今日の朝家出るん早かった?いつもはお前がギリギリまで寝てるから布団があったかいのに今日は冷えてたから…」
この布団のぬくもりの表現は地味にすごく効いてると思うのです、生活感が溢れているというか。
実際にヒロインは前の晩家を出ていたので、主人公が朝それに気付く描写が何かしらあると思いましたが、
まさか「普段あったかい布団が冷たいから」でくるとは思いませんでした。
確かに普段あったかい布団が冷たかったら「あれっ?」となる…
こんなぬくもりと冷たさが同時に伝わるリアルな表現は、個人的にすごくいいと思いました。
次に
「笑わせどころが沢山あるところ」
もいいと思いました。
最後にオチがあったり、「間」で笑わせたり、ベタなものや、躍動感のある絵と状況のシュールさによる落差、色んな所がおもしろかったです。
特に全編を通しておもしろいと感じたのは、主人公や周りの人物がする会話の馬鹿さ加減です。
下ネタ全快の話や、ブラックな話、本当にどうでもいい、しょうもない話など、
普段自分達がしているような会話をするので、親近感というか
「ああ~こんな時こんな話するする」
みたいな感じでニヤっとなりました。
未読の方にはナンノコッチャだと思いますが、僕はそこがとても楽しめました。
またネタバレですが主人公の友達二人(共に今まで彼女なし)が、
ファミレスで横を通る女の人をいちいちチェックして可愛いだの言っていたら
気の強そうな女の人二人に睨み返されて慌てて目をそらす、そして
「何あれキッショ!」
と言われて苦笑いする場面など、すごいリアルだと思うんです。
昔は女子の話をするのも恥かしがってたのに高校生や成人前くらいになれば、
街行く女の人を見て声もかけれないのにあーだこーだ言いたくなるあの感じ…
派手やかな学生生活を送ってない人ほどわかるような気がします。
段々紹介かどうかわからなくなってきましたが、
僕はこの漫画を、好きな人に読んでほしいなと思いました。
また、15年くらい経ってしっかり仕事をしているであろう自分が、今と同じような気持ちで読めたらいいなと思いました。
本編の話に戻りますが、漫画の中で主人公とヒロインの二人は、地味~に地味~にですが成長していくのが見ていてとても幸せで、
何か今すぐ家を出て外を走り出したくなるような、
そんな胸をギュウっと締め付けられるような感覚を久しぶりに味わえました。
いい作品を読むと最終巻になるのが本当にさみしくて、ずっとこの話を見ていたいと思うのですが、
「漫画は日本の誇り」というわけでまた新しい漫画を探したいと思います。
興味が出た方はなんとなく読んでみてください。
僕は表紙を見て「一巻つまらんかったら読まんとこ」となんの気なしに読み始めたので…
こんな浜村junもびっくりの長すぎる漫画紹介を読んでいただきありがとうございました。
いい漫画に巡り会いますように…(宝くじ屋のおばさん風)
※以下、ネタバレしまくりの感想です。
すでに読み終わった人だけ見てくれたら幸いです
いきなりですが読みながら僕的に最終話は、
・シガテラみたいなこのまま二人は結婚して幸せに、と思わせて二人別々の道へ…
・チーコの死、乗り越えたサトシは立派な社会人に…
みたいな感じで終わると思っていました。
チーコの死は、初登場がバイクで、暴走もしたり、暴力もあったりして、
悲しい話ですが
いくら気をつけてもバイクに事故はつきものだと思うのでいずれは事故ると思っていました。
そして、筋が通っていようがいないが関係なしに社会的に見たら迷惑なことをこれまで沢山してきた上で、
しっかりした社会人になることがハッピーエンドならば
チーコは今までの報いを何らかの形で受けるのだろうなと思いました。
しかし最終一話前は怖かったですね…
始まりから何か静かに嫌な感じがして、みんなが作業しているセリフなしの数ページを読んでいる時
「あ、これはくるかも…」
と思い、ドキドキしながら最後のページをめくると「やっぱり…」となりました。
今までの、一歩間違えれば大事故だけどコミカルに見せて笑かす
という至る所にあったフリがこの最後の最後の裏切りに効き過ぎてますね。
週刊で読んでいたら一週間ビクビクしていたと思います。
あの絵も場面さえ違えばギャグになるのが面白い所であり恐ろしい所ですね。
しかし最終話はよかったと思います。
最後の最後までサトシは「まずはセックス」なところとか、
チーコははっきりと結婚の返事もしていないし、
みんなハッピーエンドで終わったわけじゃない
だからこそ、ハッピーエンドになれるようにみんなそれぞれが必死にがんばるしかない
みたいな風に僕は思いました。
二人はいつまでも仲良く暮らしました、めでたしめでたし。もいいかもしれないけど、
物語のその後を想像させてもらえるのも、読者の楽しみ方の一つじゃないでしょうか
いきなりですが僕が一番好きなシーンは、
9巻でチーコがサチコと静岡にトラックで仕事にいきサトシの家に帰ってきた時にお土産を渡すシーン
チ「みやげ」
(でかい鮭の姿焼き?を渡す)
サ「おおっ」
チ「かっこよかったから…」
このシーンですね、この最後のセリフが大好きです。
なんてゆうか、チーコの人間味全てが出ているのがすごいよかったです。
どう料理するんかとか全くわからんけど確かにあれはなんかカッコイイよな…
そんな感性が個人的にピッタリきました。
それとこれは沢山あった場面ですが
サトシが仕事にいく時や仕事先に泊まる時、チーコが先に仕事にいったり とにかく二人が離れる場面で、
初めのころはあんなにダメだったサトシが、立派な社会人を目指して仕事をするようになり、
責任を持ち、
チーコと離ればなれでも泣き言をいわず切り替えていけるようになっていくとこも好きですね。
チーコは最初から平気そうに見せてましたが、
サトシのそんな些細な成長を見て僕は
「サトシ大人になったな…」と嬉しくなりました。
しかしヤンキー喫茶の店長、ユーサク、その先輩達は最後までいまいち好きになれませんでした。
何か言い分や態度のわりに都合が良すぎる気がするんです。
不器用だからって何でも許されるわけじゃないし、
誰一人サトシ側につかずユーサクを応援する店長達はあんまりカッコイイ不良に見えなかったですね。
でも実際はそんな人ばっかりで、
それくらい人間ぽい感じが、この漫画のいい所なんでしょう。
ただ…バイクを貸してくれたユーサクの現場の先輩はかっこよすぎます。
あんな人はいるとしたらひと県に2~3人でしょう。
とにもかくにも全15巻楽しませてもらいました。
二人が別れてからの話は読むのが辛かったですが、
15巻の浜辺での、チーコのセリフで報われましたね。
最終話のおんぶされながら「もうとっくに…」もよかったです。
いや~長くなりましたが書きたいことはまだまだあります。
それくらい心に残る漫画でした。
また時間がある時に、読み返したいですね。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いい漫画に巡り会いますように…(宝くじ屋のおばさん風)
僕は漫画・小説問わず本を読むことが好きなので、今まで読んだことのある本を色々と紹介ないし感想などを勝手に書いていきたいと思います。
もしも少しでも気になる本があれば是非一度読んでみてください。
そして「読んでよかった!富岡ありがとう!」となって頂くと本当に嬉しいです、ジーマ片手に夜な夜な語り合いましょう。
「時間の無駄だった、真面目に起訴を考えている」となった人は養子にいきますので養ってください。
それとオススメの本があれば教えてください。
人が感動したものにはとても興味がありますので…
ではまずは一番最近読んで感動した
「赤灯えれじい」
という漫画を紹介させていただきます。
週刊ヤングマガジンに2008年まで掲載されていた、きらたかしさん作のプータロー青春漫画、全15巻です。
舞台は大阪、主人公は高卒で一年間プータロー、夜の道路工事のガードマンのバイトをしながら悶々と過ごしているスケベ野郎です。
ある夜主人公と同じ現場に新しいバイトが入ります、その新人がこの漫画のヒロインとなります。
金髪にジャージ、愛車はヤンキー御用達改造スクーターとかなりいかついヒロインです。
歳は主人公の一つ上です。
いわゆる社会的にも人間的にも「ヘタレ」な主人公と、全く違った生き方をしてきたヒロイン、
この二人の出会いから物語は始まります。
これだけ見るとよくある話みたいですが、僕が感動したところはまず
「関西弁が自然」なところです。
舞台が大阪なのでセリフのほとんどが関西弁です。それだけでちょっと…と思う人がいるかもしれませんが、人物の心の声とセリフがとても丁寧に書かれているので、自然にスッと入ってきました。
キャラクターがその場面で今感じたことを喋っているような、とてもリアルで、生き生きとしているのが感じとれるのは、すごいことだと思います。
次によかったのが
「漫画的にコミカルなシーンが多いけど生活などはかなりリアル」なところです。
色んな無茶苦茶があって笑い所が沢山あるのですが、生活や仕事になるとまるで現実のようで、それぞれの家庭に事情があって複雑な人間関係があり、全然思った通りにはいかない
話に直接関係なくてもその人物が持つ内面の葛藤をしっかり伝える、それらがこの世界の現実感を出しているんだと思います
少しネタバレになるので、未読の人はなんとな~くで読んでください
主人公が仕事を終え朝方アパートに帰ります。
ヒロインは主人公が家に帰る前、入れ違いで出勤していくので、家には主人公ひとり
すぐに着替えて布団に入った時、「あれっ?」と思います。
そしてその夜ヒロインに主人公がこんな風なことを聞きます。
「なあ、今日の朝家出るん早かった?いつもはお前がギリギリまで寝てるから布団があったかいのに今日は冷えてたから…」
この布団のぬくもりの表現は地味にすごく効いてると思うのです、生活感が溢れているというか。
実際にヒロインは前の晩家を出ていたので、主人公が朝それに気付く描写が何かしらあると思いましたが、
まさか「普段あったかい布団が冷たいから」でくるとは思いませんでした。
確かに普段あったかい布団が冷たかったら「あれっ?」となる…
こんなぬくもりと冷たさが同時に伝わるリアルな表現は、個人的にすごくいいと思いました。
次に
「笑わせどころが沢山あるところ」
もいいと思いました。
最後にオチがあったり、「間」で笑わせたり、ベタなものや、躍動感のある絵と状況のシュールさによる落差、色んな所がおもしろかったです。
特に全編を通しておもしろいと感じたのは、主人公や周りの人物がする会話の馬鹿さ加減です。
下ネタ全快の話や、ブラックな話、本当にどうでもいい、しょうもない話など、
普段自分達がしているような会話をするので、親近感というか
「ああ~こんな時こんな話するする」
みたいな感じでニヤっとなりました。
未読の方にはナンノコッチャだと思いますが、僕はそこがとても楽しめました。
またネタバレですが主人公の友達二人(共に今まで彼女なし)が、
ファミレスで横を通る女の人をいちいちチェックして可愛いだの言っていたら
気の強そうな女の人二人に睨み返されて慌てて目をそらす、そして
「何あれキッショ!」
と言われて苦笑いする場面など、すごいリアルだと思うんです。
昔は女子の話をするのも恥かしがってたのに高校生や成人前くらいになれば、
街行く女の人を見て声もかけれないのにあーだこーだ言いたくなるあの感じ…
派手やかな学生生活を送ってない人ほどわかるような気がします。
段々紹介かどうかわからなくなってきましたが、
僕はこの漫画を、好きな人に読んでほしいなと思いました。
また、15年くらい経ってしっかり仕事をしているであろう自分が、今と同じような気持ちで読めたらいいなと思いました。
本編の話に戻りますが、漫画の中で主人公とヒロインの二人は、地味~に地味~にですが成長していくのが見ていてとても幸せで、
何か今すぐ家を出て外を走り出したくなるような、
そんな胸をギュウっと締め付けられるような感覚を久しぶりに味わえました。
いい作品を読むと最終巻になるのが本当にさみしくて、ずっとこの話を見ていたいと思うのですが、
「漫画は日本の誇り」というわけでまた新しい漫画を探したいと思います。
興味が出た方はなんとなく読んでみてください。
僕は表紙を見て「一巻つまらんかったら読まんとこ」となんの気なしに読み始めたので…
こんな浜村junもびっくりの長すぎる漫画紹介を読んでいただきありがとうございました。
いい漫画に巡り会いますように…(宝くじ屋のおばさん風)
※以下、ネタバレしまくりの感想です。
すでに読み終わった人だけ見てくれたら幸いです
いきなりですが読みながら僕的に最終話は、
・シガテラみたいなこのまま二人は結婚して幸せに、と思わせて二人別々の道へ…
・チーコの死、乗り越えたサトシは立派な社会人に…
みたいな感じで終わると思っていました。
チーコの死は、初登場がバイクで、暴走もしたり、暴力もあったりして、
悲しい話ですが
いくら気をつけてもバイクに事故はつきものだと思うのでいずれは事故ると思っていました。
そして、筋が通っていようがいないが関係なしに社会的に見たら迷惑なことをこれまで沢山してきた上で、
しっかりした社会人になることがハッピーエンドならば
チーコは今までの報いを何らかの形で受けるのだろうなと思いました。
しかし最終一話前は怖かったですね…
始まりから何か静かに嫌な感じがして、みんなが作業しているセリフなしの数ページを読んでいる時
「あ、これはくるかも…」
と思い、ドキドキしながら最後のページをめくると「やっぱり…」となりました。
今までの、一歩間違えれば大事故だけどコミカルに見せて笑かす
という至る所にあったフリがこの最後の最後の裏切りに効き過ぎてますね。
週刊で読んでいたら一週間ビクビクしていたと思います。
あの絵も場面さえ違えばギャグになるのが面白い所であり恐ろしい所ですね。
しかし最終話はよかったと思います。
最後の最後までサトシは「まずはセックス」なところとか、
チーコははっきりと結婚の返事もしていないし、
みんなハッピーエンドで終わったわけじゃない
だからこそ、ハッピーエンドになれるようにみんなそれぞれが必死にがんばるしかない
みたいな風に僕は思いました。
二人はいつまでも仲良く暮らしました、めでたしめでたし。もいいかもしれないけど、
物語のその後を想像させてもらえるのも、読者の楽しみ方の一つじゃないでしょうか
いきなりですが僕が一番好きなシーンは、
9巻でチーコがサチコと静岡にトラックで仕事にいきサトシの家に帰ってきた時にお土産を渡すシーン
チ「みやげ」
(でかい鮭の姿焼き?を渡す)
サ「おおっ」
チ「かっこよかったから…」
このシーンですね、この最後のセリフが大好きです。
なんてゆうか、チーコの人間味全てが出ているのがすごいよかったです。
どう料理するんかとか全くわからんけど確かにあれはなんかカッコイイよな…
そんな感性が個人的にピッタリきました。
それとこれは沢山あった場面ですが
サトシが仕事にいく時や仕事先に泊まる時、チーコが先に仕事にいったり とにかく二人が離れる場面で、
初めのころはあんなにダメだったサトシが、立派な社会人を目指して仕事をするようになり、
責任を持ち、
チーコと離ればなれでも泣き言をいわず切り替えていけるようになっていくとこも好きですね。
チーコは最初から平気そうに見せてましたが、
サトシのそんな些細な成長を見て僕は
「サトシ大人になったな…」と嬉しくなりました。
しかしヤンキー喫茶の店長、ユーサク、その先輩達は最後までいまいち好きになれませんでした。
何か言い分や態度のわりに都合が良すぎる気がするんです。
不器用だからって何でも許されるわけじゃないし、
誰一人サトシ側につかずユーサクを応援する店長達はあんまりカッコイイ不良に見えなかったですね。
でも実際はそんな人ばっかりで、
それくらい人間ぽい感じが、この漫画のいい所なんでしょう。
ただ…バイクを貸してくれたユーサクの現場の先輩はかっこよすぎます。
あんな人はいるとしたらひと県に2~3人でしょう。
とにもかくにも全15巻楽しませてもらいました。
二人が別れてからの話は読むのが辛かったですが、
15巻の浜辺での、チーコのセリフで報われましたね。
最終話のおんぶされながら「もうとっくに…」もよかったです。
いや~長くなりましたが書きたいことはまだまだあります。
それくらい心に残る漫画でした。
また時間がある時に、読み返したいですね。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いい漫画に巡り会いますように…(宝くじ屋のおばさん風)