巷では元祖福知山カラーが復活したともっぱら噂になっていますが、こちらは2代目の福知山カラーの115系です。
このモデルは115系の福知山カラーを再現したもので、タイプとなっています。
タイプ=実車どおりではないということです。
にも拘わらず、発売当時に購入しています。雰囲気重視です。
#92923 JR115 1000系近郊電車(福知山線色タイプ)セット
大阪駅での撮影ですね、隣に大阪環状線の103系が写っています。
初代福知山カラーに比べると落ち着いた色使いです。
薄いベージュに茶色と緑の帯、初代は黄色に紺の帯でしたから。
前面の塗分けとか幌枠周りも含め綺麗に塗られています。
おっと、信号炎管付け忘れとる・・・
サボは篠山口を付けてみました。
先頭車はクハ115-1108
岡山からやってきて、福知山に転属した時にこの塗装に。
数少ない福知山所属の115系です。
モハ115-1034
極普通のモハ115-1000番台といったところです。
モハ114-1095
霜取り用にパンタが増設されています。写真右側が増設したパンタです。
このセットの目玉車両です。
クハ115-604
そしてこのセットが「タイプ」と言われる所以となる車両です。
クハ115-1000番台を福知山カラーに塗り替えただけで形態が全然違います。
クハ115-600番台はクハ111の初期型からの改造車ですが、当時TOMIXではクハ111の初期型を模型化していなかったので「タイプ」としたのでしょう。今なら初期型を模型化しているので再現は容易かと思いますが、再販する気はないようです。
各車の車番は印刷済みでインレタの付属はありません。
所属標記はトレジャータウンの「福フチ」を付けてみました
「福」の文字は福知山機関区時代からこれですね。
1000番台モハ車の特徴、雪切り室。寒冷地用の車両だからねー。
そしてダブルパンタのモハ114。
手前が元々付いていたパンタグラフです、パンタグラフからの配線類もあります。
ちなみにカプラー類は交換しています。
上から見るとこんな感じです。
この屋根だけでもパーツ販売してほしいな・・・
と思っている人は結構いると思います。
で霜取りパンタ側の妻板ですが、何もありません。
ということは、普通のモハ114-1000の車体ってことです。
これ用に特に作ったわけでもなく。
こっちが霜取りパンタ側。避雷器もヒューズ箱も配線もあります。
本来のパンタ側。
避雷器も両サイドで違うのが付いています。
実車がどうだったのかは分かりません。
そしてタイプのクハ115-604。
タイプと納得して買っているので何も言うまい。
遠目での編成の雰囲気はじゅうぶんですし。
付属の前サボのステッカーです。
「城崎温泉」が、まだ「城崎」だった時代ですね。
大阪・福知山・篠山口・豊岡・城崎
快速大阪・快速篠山口・快速福知山
が入っています。
福知山から山陰本線の城崎までをカバーしていました。
これを使わずに鳳車両製造の関西黒幕を使っています。
ということで、福知山線タイプの115系1000番台でした。
福知山カラーのクモハ115の編成もあったのでそちらも模型化してもらえたらなーと思います。
これはタイプなので細かいことは気にせずに楽しむってことで。
次はタイプではないガチの製品化を希望しますけど。
最後に福知山線電化1周年記念のオレンジカードを。
懐かしの初代福知山カラーです。
復活した福知山カラーを見に行きたいですね。