魔改造で登場 簡易電源車 マヤ20 | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

先日、某模型店にふらっと立ち寄った時に見かけたので、こんなものを買ってしまいました。

予定していないものを衝動買いしてしまうのはねえ・・・・

車体、床板パーツ、台車の3点を組み合わせて完成です。

 

セットのうちの一両ですが、ばら売りは無くてもASSYパーツを購入して組み立てれば、ばらで一両買ったのと同じなので助かります。

20系ばかりそんなにたくさん要らないし、組み替えれば色んな編成にできるので。

20系らしからぬ旧型客車を20系のカラーリングに塗っただけみたいな、それが簡易電源車のマヤ20です。

 

屋根を見たらカニ21みたいな造りのエンジンルームが。取って付けたような感じです。

模型的にも別パーツのようです。

 

友情出演のカニ21と。エンジン部はよく似ていますね。

 

床板パーツですが、ディーゼルエンジンの燃料タンクが2つぶら下っています。

 

どうでもいいけど外れました。嵌め込んであるだけなので。

色が違うので別パーツのほうがスッキリ再現できていいですね。

 

室内パーツはエンジンが2基搭載されている様子が再現されています。

タネ車時代の座席が一部残っています。

 

簡易電源車だけに表現も簡易なエンジンなのか?

実車を見たことがないので分かりません。

まあ外から見えにくいのでこれで充分かと。

 

何故にボックスシートが中途半端に残されたのでしょうか?

 

車体の内側を見てみると、テールサインの付くクリーム色の部分は別パーツが嵌め込まれています。

勿論貫通扉のガラスも入っています。

 

台車は片側アーノルド(機関車側)、反対側(20系客車側)はジャンパケーブル付きのKATOカプラーです。

KATOカプラー側にはスプリングが入っていません、無くても問題ないんでしょうけれど。

 

TOMIXの115系(非HG)をTNカプラーに交換した時のカプラー部のパーツを取ってあったので、このスプリングを使います。

捨てずに残しておくと、こういう時にリサイクルできますね( ´∀` )

 

メーカー違いますけどスプリングは使えます。やっぱりスプリングあるほうがしっくりきます。

 

車体に床板を嵌め込んで、台車をネジ止めするだけで完成です。

作業時間よりブログ用の写真を撮ってる時間のほうが長いです( ´∀` )

 

タネ車(スハ32)の面影を色濃く残す側面。20系らしからぬ旧型客車そのままの側面・・・

 

編成端部側。テールサインはナハネフ23のように日本語表記、ローマ字表記左右に分割されています。

貫通扉塞いでカニ21みたく真ん中に一個とはならなかったようで。簡易電源車の立場的には。

 

20系客車と連結される側は、貫通扉が20系サイズのものに変更されています。

貫通路の左側には昇降梯子も備わっています。スハ32にも付いてたっけ・・・

 

カニ21とマヤ20の並び。

新製の20系電源車と比べて改造電源車は質素です。

実車的に大きな違いは荷物室が無いことですね。

 

ナハネフ23とマヤ20。真似しましたかね。(どっちが先や?)

 

ちなみにタネ車のスハ32系(スハフ32しか手持ちがないのでご容赦下さい)との比較。

 

所詮は近代化しても戦前の客車ですね・・・

外観がユニークで面白いけど。

 

反対側から。モデルはTOMIXの#8525 スハフ32です。

同じKATOのがあれば良かったのですが。

車掌室の有無以外はスハ32とほぼ同じです。

 

窓が埋められたり、ルーバーが取り付けられたり。

マヤ20 2は、スハ32⇒スシ31⇒オハシ30⇒マヤ20と改造されてきました。

 

さくらの佐世保編成で使われたマヤ20ですが、出力は125kVAしかなくて佐世保編成8両ぐらいの電源共有が限界だったようです。末端の短距離区間のみの運用なので問題なかったんでしょうね。(カニ21は250kVA)

その後、20系の途中分割列車は電源車のない14系に変更されていきます。

 

ユニークは車両なので1両配置しておくと20系の遊び方にバリエーションが増えて楽しいかもですね。

今ふうに言えば魔改造車ですね。

 

カニ22も欲しいなー、こうなると。