なんば駅からわずか数kmのローカル駅 木津川駅 | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

南海の駅めぐり。

今回は高野線(通称汐見橋線)の木津川駅です。

2200系の2両編成が行ったり来たりの路線です。

 

やってくる電車は1時間に2本だけ。休日ダイヤも設定されているようですが、よく見たら平日休日同じ時間ですね。

 

ホームは1面2線の島式ホームです。

2両編成が停まればいっぱいかな。

そう言えば昔は6000系の2両編成だった頃も。

 

改札へ行くには構内踏切を渡ります。

駅舎もかなり年季が入っています。

 

かつての貨物駅の残骸が一部撤去されずに残っています。

昔は凸型の電機機関車が貨車を牽いてやってきていました。

 

写真奥が汐見橋側です。(白黒にしてみました)

引き込み線は本線との縁は切れています。

 

この線路の先に貨物駅が広がっていましたが、今は真新しい倉庫?が建てられて面影は失われてしまいました。

しかし、こちら側の線路は中途半端に撤去されずに残ってしまいました。

 

錆びた手動の転轍機は動かなそうです。

写真奥が岸里玉出側です。

 

随分昔に本線との接続が絶たれているのに残されたポイント部分の線路・・・

枕木の廃れ具合からも流れた時間が想像できます。

 

トイレも閉鎖されました。

最近は無人駅のトイレの閉鎖が多いです。

防犯上の問題やメンテナンスの問題など・・・

駅トイレの閉鎖については色々な意見があるようですが。

 

当然のように無人駅なわけで。

 

時刻表が当駅が高野線の駅であることを主張しています。

 

駅舎はモダンなデザインですが、あまりにも寂しい駅前広場。

 

駅舎から見た駅前広場。

夜間に来るとたぶん不気味です。

昼間でも人の気配がありませんし。

南海本線の難波駅からほんの数kmの場所にある駅とは思えないほどの静寂です。

 

今となっては複線であること自体が過剰な設備に思えます。

写真の奥が岸里玉出側です。

 

しかし全く乗客がいないわけではないので、それなりの需要はあるようです。