レジャー白書によると, 海水浴へ行く人が ’82に3540万人だったのが、 ’22には 360万人にまで減っているという。それだけ“海離れ”が進んでいる。実際 この時期に須磨の海岸を通りがかっても 浜に客は少ない。
こんがりと焼いた肌が魅力的だとされた時代もあったが、今は徹底的に白肌主義で、女性は海なんかへ行かない。すると男性も必然的に海から遠去かることになるが、その流れは寂しい。
海だけでなく、冬のスキーでも女性は日焼けを防御する。何年か前にスキースクールを受講した際,インストラクターの女性が全身を覆い、顔面を含め寸分の肌も見せていなかったのは 不審者みたいで笑えた。
私が子どもの頃はプールなどなかったから川や海で泳いだ。そのため溺れかけたり、岩場で足を切るなどしょっちゅうだった。大人になってからもよく海へ行った。淡路島の海岸や舞子海岸など… 外国に旅行した際もよく海で泳いだ。グアムやホイアン、パタヤやエジプトなどで。。。ニースでも泳いだ。海はどこも同じだから ブイなどで整備されていなくても 怖いとは思わない。海底の藻や魚を眺めたり 大きなウミガメに遭遇(ハワイ)したりするのが 海で泳ぐ醍醐味である。
海は自然そのものであるのに対し、プールは養殖場みたいなものだ。そんな魅力ある海だが 私も年齢的、体力的にもう行けなくなった。
昔の須磨海水浴場はこんな賑わいだった