旅先での忘れ得ぬ出会い | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

外国を旅行していると 同じく旅行中の人と出会い、話す機会がある。相手が外国人である場合、会話がスムーズに運ばないので どうしても上っ面の話題に終始するが、日本人どうしだと話の内容も深まる。

 

シチリアのアグリジェントのレストランで昼食をとっていたら隣のテーブル席から話しかけられた。サングラスを外して出てきた顔は日本人で、ローマで飲食店を経営しているという御仁。ローマの空港で ロストバゲッジになったという私らの話をきっかけに、イタリアゆうトコはええ加減な国だ,という話をさんざん聞かされた。

 

アルゼンチンでパタゴニア・ツアーに参加した際、日本人女性が1人混じっていた。一緒に昼食を取ることになったが、彼女の旅行は中南米専門で ガラパゴス島やコスタリカの面白さを語ってくれた。それに触発され コスタリカも いつか行ってみたい国の一つになった。

 

夕食を取ろうと ポルト大橋の下のレストランへ行った。レストランは大流行で、相席を了解したら案内されたテーブルには先客として一人旅の日本人女性が座っていた。必然的に話を交わすことになったが、彼女は東京の某大学の職員。大学の内幕を色々教えてもらったが、話が弾んで 食後はさらにホテルのバーで一緒に飲むことになった。

 

マドリッドのタブラオでは日本からの新婚カップルと同席になった。次々に披露される異なるダンスに、これは正張,あれは前衛などと批評しあった。同じ観るでもワーワー言って観る方が盛り上がる。

 

上記4件は食事の席での話であったが、これとは別に モスクワの赤の広場で話しかけてきた大阪の姉ちゃんも忘れがたい。旦那と一緒に自転車で ウラジオストクからはるばるモスクワまで来たという。やることが普通じゃないだけに、その体験談は聞いていて面白かった。

ネット上にも旅行記はいろいろアップされているが、ナマで聞く体験談はやはり盛り上がり度が違う。