京都へ花見 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

うららかな春日にヒノキ花粉も絶好調。嫁さんは花粉症がひどく 外出しにくいので、私ひとりで桜を見に出かけた。今日(4月7日)は 神戸でも桜の満開が宣言されたが、明日から雨になるし 次の週末には散ってしまうので、花見は今日しかないという日柄である。

京都に向かう10時のJR新快速は満員だった, 暇な人が多いとみる。本日は京都近代美術館を観て次に平安神宮 そして府立植物園を巡る2-3時間のコースを予定している。

 

JR線沿いの桜は浜松へ行った9日前とは違い、まさに花盛りである。今年の桜は咲くのが遅かったが、どの木も押しなべて遅かった。ソメイヨシノは何千本とあるのに、申し合わせたみたいに 一斉に咲いて一斉に散る。それはさくらカルテルと言える。

桜は線路そばに咲く木だけでなく、ずっと離れたところで咲いていてもすぐ分かる。あんなに淡く大人しい色合いなのに、桜はけっこう自己主張の強い花である。

 

近代美術館にはよく行く。常設展を見るが 年に4-5回展示替えされるので いつ行っても新鮮である。今回は『明治時代の日本画』,『鉄斎を慕う洋画家』をテーマに100点以上が展示されていた。なんとなくイイカンジで観て回った。

植物園は桜でいっぱい。チューリップやシャクナゲも見頃だったし、たまたまやっていた盆栽展が秀逸だった。園内は人が多く 暑かったことから、(ウルトラマンの)胸のタイマー音が鳴り出したので 切り上げて帰ることにした。

 

 

㊧岡崎公園の一本桜             ㊨府立植物園の桜