浜松へ”さくら旅行” ① | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

’24/03/29

桜の開花はまだとはいえ、少しくらいは咲いているのじゃないかと期待しつつ 浜松を目指した。神戸から京都までずっと車窓外を見ていたが、ただの1本も咲いた桜を目にしない。京都を過ぎてからはアホらしくなって見るのを止めた。

昨夜来 風雨がひどく、今朝 嫁さんがゴミを出そうと前の畑に出たら、サヤエンドウの支柱がごっそり倒れていたという。その風雨をもたらせた低気圧が過ぎ去り、朝になって陽が射してきたのがラッキーだ。

 

朝9時に家を出て舞子駅で嫁さんと合流し、青春切符で5時間半を乗車。浜松に着いたら午後3時になっていた。駅前のロイネットホテルにチェックインしたが、その時間からだと ほとんど観光する時間がない。

浜松市は人口80万の静岡県第1の都市という割りに、市内公共交通が発達していない。移動手段がバスだけだと観光しづらい (スズキ、ヤマハ、ホンダ の各バイクメーカーを生み出した地ゆえの深謀遠慮か地下鉄や路面電車なんかを期待せず市内移動はバイクで行けということか? )それで比較的近くの浜松城まで歩いて行くことにした。

 

浜松城は徳川家康が築き 居住した江戸幕府の原点たる城だが、今の天守閣は近年に復元された鉄筋コンクリ製で歴史的価値はない。そのため入場料も200円と安い。そして70歳以上は無料とされていた。せっかく資格を満たしているのに身分証明を持っていなかった。そこでダメ元と思い 口頭で年齢を告げてみたら無料OKとのこと。また天守上階から真白の富士山が見えたのも儲けモノだった。

絶賛開催中の”桜まつり”は ここでも開花ゼロだったが、その分 お城内外が空いていて 結果的に見物し易かったかもしれない。

 

”桜まつり”浜松城