54年ぶりの同窓会 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

高校の同窓会に出た。参加者17名の人数は 学年ではなく単一クラスの同窓会としては こんなものか。 

 

これまで同窓会というものに何回か出席してきたが、年代によって雰囲気は変わる。

若い頃は血気盛んだから 身なりや羽振りの良さを見せつける。中年期には家族や出世を誇り、定年近くになると子や孫の自慢。そして高校を卒業して54年も経った今回は、日々このように過ごしていますと老後の日々を語るのがメインの話題だった。孫自慢や病気自慢がなくてよかった、あんな話は聞きたくない。次の機会があれば 誰それが死んだ,とかが話題になるのか。

 

17名の参加者は男女半々であったが、女性のうち 顔を見て誰なのかが分かったのは唯一人だけで、あとは全く分からなかった。名前を聞いたら そんな気が‥ という識別レベルで、もしどこかで相対することがあっても気づかないと思う (時は思い出も容姿も破壊する)。

男性陣は他で会う機会もあったので だいたい分かったが、中にはどこのじいさんかと思う人もいた。男性の出席者をみると 誰もが()社長とか院長とか校長とか"長"のつく人ばかりだった。みんな偉くなったんだ、私の()カチョーの肩書きじゃ太刀打ちできない(本当はそんなこと思っていないけど)。  

 

会費は1万円だったが嫁さんに言わせると高過ぎると‥  (年金だけが頼りの人もいるだろうに)

出世カードの弱さや経済的な負担で、同級生の中には会に出にくい人もいるだろう。