日本には ”大相撲” がある | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

暇つぶしにテレビを見ることは多いが、バラエティ番組なんかだと そのアホさ加減に腹が立ってくる。それでニュースやスポーツ番組を選ぶことが多い。今の時期はちょうど大相撲をやっていて、いつも楽しみにしている。

 

相撲のルールは単純明快だから、試合の内容は老若男女や出身国を問わず 誰でも理解できる。その昔, 国技館へ観戦に行ったことがあるが、私らのイス席(3人掛け)に同席したのは はるばるイギリスから観に来た相撲オタクの青年だったのには驚いた。

 

体重による階級制がとられていないことも 相撲を面白くしている。小兵の技が大男のパワーを制する(柔よく剛を制す)のが痛快。その一人がわが地元のヒーロー    ”であったが今場所中に 若くして引退してしまった。「ゾウの時間 ネズミの時間」の研究もあるが小兵は土俵上を動き回るので相撲人生も短くなるのかもしれない。

 

ずっと昔は NHKだけじゃなく民放でも大相撲を中継していたのに、やがてNHKだけになった。また「大相撲ダイジェスト」という番組も夜中にあったのが これもなくなった。大相撲はコアなファンが多いのになぜ放送しないのだろう。その放送も子どもの頃は仕切り時間が長く 退屈したものだったが、今は解説も聞けるし 適度な間合いと思えるようになった。

 

今場所を盛り上げたのは なんと言っても "尊富士"