『前立腺がん』はどうなった | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

今日は前立腺がんの病状を見るため、地域の医療センターへ出向いた。3ヶ月毎の通院は まとまった時間を取られるし、多くの病人に出会うから 行くのは気が重いが仕方ない。

血液と尿を採取し検査するが、がんが増殖していないかをみるPSA値は前回と変わらず、その他の項目も異常なしで、いうなれば 私のがんはじっと大人しくしている。そんなものだ。

 

そもそも前立腺生検でがんが見つかった時も あまり動揺はなかった。近藤誠医師の『患者よ がんと闘うな』の本を読んでいたし、また日本人男性の半分は 死ぬまでに何らかのがんにかかるというのを聞いていたから、がんを宣告されても あぁ私も仲間入りしたかと思ったくらいだ。

 

そのため、担当医からどんな治療をしますか? とメニューを示されても、手術するとか放射線治療するなどは全く考えなかった。選んだのは様子を見る(放置する)である。どうなっても知らんよ,と脅されたが、これまでのところ その選択が正解だったみたいだ。

 

年齢相応に(体の)調子の悪いところも出ているが、やれスキーだ やれ温泉だと言ってたら 体の不調など忘れてしまう。ほとんど気にしていないのは、当に「病は気から」を地でいっている。

今後、検査数値が悪化することがあっても、手術を受けることは先ずない。享楽でゴマかす。