私家版「奥の細道」②~新潟へ | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

8月27日(金);後半

新潟空港から新潟駅までバスで出て、先ずは JRのフリー切符を求める。青春切符に相当する普通列車に乗り放題の東日本&北海道パスというのがあり、これの方が少し安いのでこちらを買い求める。すぐに乗りたいところだが、鶴岡方面の列車は1時間後しかない。1時間では町に出られないので、駅ビル内の店をうろうろ見学したが、日本酒を扱っている店が多い。

 

列車に乗って 先ずは村上まで。沿線は田んぼが多く ずっと稲穂が続く。どこまでも稲作ばかりで野菜作りは目にしない。さすが米どころと言われるだけのことはあり、農業の王道を行っている感じだ。田んぼは耕地整理がされていて、一区画が大きく整然としている。

村上に着くと、乗り継ぎの酒田行き列車まで また1時間空いている。時間潰しで駅の周りを歩いてみたが特に何もない。

 

村上から先はずっと日本海沿いを走る。山が迫る狭い土地に鉄道と道路が通る。岩場の海岸が多く景色はいいが 単調といえば単調で、海・山とトンネルと集落の繰り返しである。車窓から見える民家は板壁の造りが多く、セメントやモルタルと違って独特の風合いがある。

鶴岡まで半分も進んだら 乗客が 2人だけになってしまい、これじゃJR東日本も大変だと思った。

本日の行動は夕刻に鶴岡の宿までたどり着いて終わり。

 

 

新潟駅ビル内に「にいがちゃ」があった。ツライおっさんギャグだ    広く大きな田んぼは見ていて気持ちいい