北フランスの旅 advanced④ ~ オマハビーチ | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

'06年8月14日(月)  曇りのち晴れ / 20400歩 

今日の観光は 前半が欧米人向けの内容で、後半のモンサンミッシェル登場でやっと盛り上がった。

朝一番に ノルマンディー上陸作戦の激戦地を訪れる。 夥しい数のアメリカ兵の十字架墓地には    "Silence and Respect"の標識が立つ。静かでよく整備されていた。その向こうには遠浅の海が広がり、よく見るとウインドサーフィンをしている人が。

次にイギリス兵が上陸したオマハビーチへ。もうええけど・・ の気分に。第二次大戦のD-day地に日本人観光客の姿などない。さらにバーユへ。今度は11世紀のノルマンディー公のイギリス制圧の話。これももうええけど, だった。

 

モンサンミッシェルへ。ずっと畑の中を走り続けていると、向こうに ちらっととんがり三角形が見え出す。牧草の中だから、こんなところに? の意外感がある。さらに近づくと土産物屋の前でバスが停まり、写真タイムとか言いながらクッキー店に誘導される。目的のホテルまであと 2分の距離だったし、 モンサンもすぐそこという地に何で? と思ったが 結局は土産物屋とタイアップだったみたいだ。

全員で集合写真を撮ることになり、皆のカメラに順番に収めていく。10数台のデジカメがガイドと運転手の腕にぶら下がっていた。

 

ホテルはモンサンミッシェルから 3 kmほど離れた地にあった。明日の見学を待たず,先に自分たちで行ってみることにした。歩いて向かうとすぐ干潟に出て、ずっと先まで一本道が続く。島に繋がる自動車道に沿った河原みたいなところをとぼとぼと歩いて向かう。車も渋滞しているからどちらが早いかわからない。大勢が歩いて向かうから、さながら現代版の巡礼だ。やっと島に着きゲートから入場する。島の裾の方は土産物やレストラン、ホテルなどが並び、上へ登るにつれ宗教施設が出てくる立体的な造り。島全体が石でできた強固な建造物で、その昔は軍事施設にもなっていた。半分くらいまで上がり引き返す。

 

  

ノルマンディー上陸作戦の解説ボード         米兵の十字架墓地

 

モンサンをバックにツアーメンバー全員で集合写真  モンサン目ざして河原を歩く