'20/10/19 (月)
朝早く起きて ホテル周辺を歩く。ホテルの建物を挟む形で 両サイドに(スキーの)ゴンドラ乗り場があり、芝生面が山の上の方まで続く。もう1-2ヵ月もすれば 辺りは銀世界に変身しているだろう。天気が良く 岩木山がくっきり見える。今日は白神山地を歩くだけの予定。
バスで 1時間も移動して、白神のアクア・グリーンビレッジに到着。 出発が早かったので、私ら以外にはまだほとんど誰も来ていない。専門ガイドが付いて早速にトレッキングを始めた。 と 言っても ただの観光客が相手だから、ぶな林の中をほんの数百メートル周ってくるだけ。入門者向けの超簡単なコースである。ガイドが木や草の種類や特徴を丁寧に説明していくから、そんなのでも1時間半近くもかかった。
ブナの木は幹も葉も水を溜めやすい仕組みになっている。加えて 落葉してもなかなか朽ちないため足元で層をなしていく。それが1m近くも堆積するので 保水効果があるという。そのため歩く地面が ぐにゅぐにゅしている。ブナ林が山のダム機能を果たしているといわれる所以である。
このガイドツアーの難点は 1列になって歩くので、先頭近くの人しか解説を聞けないこと、後ろの方はあまり聞こえない。きちんと聞きたければ個人でガイドを雇うしかない。
歩くだけでも気持ち良く、それなりに勉強にもなるこんな体験は団体ツアーならでは。。。 山中のビレッジに向かう道は狭く、個人ではそこへ入り込むだけでも なかなか大変なところである。
入山道がここから始まる 初心者向けに通路は整備され 専門ガイドはかくしゃく爺