Go To 青森④ ~ 白神山地を歩く | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

'20/10/19 (月)

朝早く起きて ホテル周辺を歩く。ホテルの建物を挟む形で 両サイドに(スキーの)ゴンドラ乗り場があり、芝生面が山の上の方まで続く。もう1-2ヵ月もすれば 辺りは銀世界に変身しているだろう。天気が良く 岩木山がくっきり見える。今日は白神山地を歩くだけの予定。

 

バスで 1時間も移動して、白神のアクア・グリーンビレッジに到着。 出発が早かったので、私ら以外にはまだほとんど誰も来ていない。専門ガイドが付いて早速にトレッキングを始めた。 と 言っても ただの観光客が相手だから、ぶな林の中をほんの数百メートル周ってくるだけ。入門者向けの超簡単なコースである。ガイドが木や草の種類や特徴を丁寧に説明していくから、そんなのでも1時間半近くもかかった。

 

ブナの木は幹も葉も水を溜めやすい仕組みになっている。加えて 落葉してもなかなか朽ちないため足元で層をなしていく。それが1m近くも堆積するので 保水効果があるという。そのため歩く地面が ぐにゅぐにゅしている。ブナ林が山のダム機能を果たしているといわれる所以である。

 

このガイドツアーの難点は 1列になって歩くので、先頭近くの人しか解説を聞けないこと、後ろの方はあまり聞こえない。きちんと聞きたければ個人でガイドを雇うしかない。

歩くだけでも気持ち良く、それなりに勉強にもなるこんな体験は団体ツアーならでは。。。 山中のビレッジに向かう道は狭く、個人ではそこへ入り込むだけでも なかなか大変なところである。

 

  

 入山道がここから始まる     初心者向けに通路は整備され   専門ガイドはかくしゃく爺