いつ何が起きてもおかしくない年齢になってきた。イザの場合、相方の生活環境がどうなっているか分からないのでは困る。ましてや別居の身である。それでエンディングノート(eノート) を書く気になった。
2年前にまとめたeノートだが、そのままずっと抱えていた。抱えたままのeノートは意味を成さないので、この度そのコピーを嫁さんに渡した。
eノートは残された人への連絡帳だから、廃止手続きをすべき健保など各種資格証、葬儀や墓はどうして欲しいかの希望、ネットやCカード, スポーツクラブなどの各種契約、預貯金の種類と残高・・ を記してある。
これらの諸項目のうち 嫁さんが大きく反応したのが預貯金である。わが家では自給自足が原則なので、夫婦それぞれが自活して 預貯金もそれぞれで管理してきた。そのため 相方がいくら稼いでいくら貯めているかは、お互いに個人情報として干渉することはなかった。
私の預金は思っていたより多かったという。こんなことなら もっと綺麗な寝具に買い替えるように、などと言い出す (なんと短絡的な発想か)。そして 次の東北旅行も費用負担を気にせず 全部出してもらうことにしようとも・・・