図書館におもしろいチラシが置いてあった。近年 減りつつある町の駄菓子屋を残そうと呼びかける『駄菓子屋をすくえ』キャンペーンである。近隣 5ヵ所の駄菓子屋をまわり、各店の出すクイズに回答した応募用紙を提出すると、先着300名にうまい棒ほかがプレゼントされるという仕組みになっている。参加資格が中学生以下となっているのが残念なところだ。
一方で 隣の長田区は区民紙で 区内の散歩コースを毎月紹介している。西国街道コースとか源平史跡コースとかバラエティに富むが、この企画のミソは 毎回のゴールが銭湯になっていることだ。紹介された銭湯で押してもらうスタンプを年間分集めると、最後に記念品がもらえる。こちらは “廃れゆく昭和の文化を救え” の大人版だろう。
駄菓子屋も風呂屋も ちょっとしたアイデアで 街に盛り上がりが作れるという企画である。
『駄菓子屋をすくえ』の手作りチラシ こちらは区民紙に載る今月の散歩コース