シチリア紀行 advanced⑦~シラクサ行き | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

09/08/12 (水) -続き- シラクサへ

ホテルに礼を言ってバゲージを引取り、駅までまた歩いていく。バスは 2時半だが 1時10分頃にはバスターミナルに着き、チケットを買い求める。パレルモからシラクサまで15.3€ ( 350 km インターバスで3時間15分 )は 日本の高速バスと比べてもだいぶん安い。

バスに乗るまでの1時間を近くのジェラテリアで時間を潰す。由緒あるアイスクリーム屋みたいでひっきりなしに客が来る。嫁さん言うところの 老若男女みなアイスクリームを食む、みたいな店で 多くは立ったままほおばっていた。私はよくわからぬまま 「これ」と指して買い求めると、レモン味のみぞれみたいなものが出された (1.2€)。 30分ほど人間観察をしてそれなりに面白かった。

 

半時間前にターミナルへ行きバスを待つ。10分前になってやっとバスが到着。しかしターミナルが混雑していて バスは乗客の前まで来れない。定刻少し前になって やっと乗車でき後ろから2列目の席を確保。日差しの関係で運転手側の席を取れと言ったのに、汚れているとか言って 嫁さんは反対側に座った。 途中で私が窓席に入れ替わったものの、やはり反対側席はずっと日が当たったままだった。車窓の景色は昨日アグリジェントに行った時とあまり変わらずすぐ飽きてしまう。

感想;シチリアでも風力発電がよく目につく。人力で農作業をしている人が多い。こんな急傾斜地でどないしてトラクターを使うのかと心配になる。水がない、時々放牧牛を見る。

 

眠くなりながらほぼ予定通りにシラクサ到着。比較的簡単にホテルを見つけることができた。2階の部屋に通されるなり嫁さんが、穴蔵みたいな部屋だと文句をいう。パレルモのフェリーチェHが良過ぎたから どうしても劣って見える。でもそれは辛抱してもらわんと・・・ 予算の兼ね合いもあるし。スタッフは入った時から親切な雰囲気がある。

部屋で少し荷を整理してから 早速にオルティジャ島に向かう。ドゥオーモとかアレトゥーザの泉などを観たあと レストラン mariano を見つけた。食べようかと入るも 8時からと言われ、とりあえず退却する。後でもう一度来ようと思ったが、一旦ホテルに戻ったら疲れすぎて 二度と外出する気力が失せてしまった。 結局 乾パンやピーナッツ、菓子類で空腹をしのぐことに。

 

  

 ジェラテリアで時間を潰す           車窓から放牧牛が見える      予定通りにシラクサ到着