シチリア紀行 advanced⑤~ロストバゲジ探しに | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

09/08/11 (火)-続き- ロストバゲジ探しに空港へ

時間どおりに空港に着く。そもそもが予定外の行動であるので、パスポートも荷物紛失の半券も持ってきていない。インフォメーションでロストバゲージはどこへ行ったらいいかを聞くと、3階のセキュリティチェックを通ってから 1階のロストバゲージへ行けと言う。セキュリティに行くと パスポートを見せろ、ボーディングパスを見せろと言うがどちらもない。かくかくしかじかでロストバゲージへ行きたいのだと言うと、行かせてくれることに。但しバッグ1個に1人だけだと言われ、私、ひとりで行くことになった。

 

ロストバゲージに着いても、証明は? 半券は? と聞かれるが 何も持っていない。土曜のアリタリアで ローマ経由で来た。 半券もパスポートも パレルモのホテルにあるので、ホテルに訊いたら事情を知っているとホテルカードを見せる。それで納得したようで、パソコンのロストバゲージリストを探すと該当が出てきて、やっと調べ始めた。するとバッグはホテルに届けたという。さらに係官がホテルに電話を入れて確認すると、 届いているとの返事があって、やっと解決した と気が晴れるのを感じた。サンキューサーを残して1階に戻ると、嫁さんが本当にホテルに届いているか電話してみぃというので、私からも確認の電話を入れる。自分の名を名乗るとバッグが届きましたと 何も訊かないうちに返事された。以上終わり。

 

空港から市内までバスに乗る、疲れた。寝るに寝られぬ暑く忙しく気を遣う1日であった。本当はアグリジェントの感動を綴る1日なんだろうけど、他にもシラクサ行きのバス探しや電車探し、夕食のレストラン選びなどいろいろあって、もうしんどい 本当に疲れた1日であった。

 

アグリジェントのレストランで出会った氏の話

・イタリア人は自分のことしか考えていない。 人のことなど何も構わず気遣いなどない。駅でもⓘでも 後に人が何人いようと ひたすら自分のことだけ言い続ける。

・アリタリアは潰れた会社だから機体も劣るし、セキュリティがモノを盗ったりする。特にローマと南部が悪い。保険には入るべし、ロストバゲージが出てきたら儲けもんと思え。

・イタリア観光ではドロミテを推薦する。インスブルックからベニスへ抜けるコースが良い。

・イタリアは食べ物が美味しい。どこで食っても美味しい。

・氏が経営する旅行社はゴルフやトレッキングなどスポーツ系に特化してやっている。

・空港で荷物をビニールでぐるぐるパックしているのを見るが、あれはマフィア系がやってるから 盗人もあまり手を出さず安全だ。

 

 

アグリジェントの鉄道駅                  車窓から見るシチリア風景