09/08/09 (日) パレルモ 晴れ 33380歩
昨夜のアンバシャトリホテル(H)から 市内海寄りのポルタフェリチェHに移動する。荷物を紛失し 着の身着のままだから、下着や洗面具を用意したいと思い 街に出てみたが、ほとんど全ての店が閉まっていて何も買えない。ポルタフェリチェHはフロントの女性が親切で11時頃にHに入ると、部屋の準備のため昼過ぎに来てくれと言う。荷物をなくした状況を言うとアリタリアから紛失証明をもらったかと聞く。もらっていないと答えると早速に アリタリアへ電話して、荷物が見つかったかどうかを確認してくれた (9日の夜8時現在まだ不明)。そして当面必要なものは 買い揃えて必ず領収書を取っておくようにと。そうすると 半分リファンドしてもらえるとの助言を得る。しかし買いたくても街中は一切閉まっているという不運な状況にある。明日こそ買いに出るべし。
昨夜は夜中 2時頃に寝たがよく眠れず、朝 5時から起き出す。7時半からの朝食には一番乗り。事前の宣伝に書いてあったが屋上テラスで取る朝食は景色が特に素晴らしく、市内を一望できた。フィレンツェみたいに多くの尖塔が展望できた。アンバシャトリHは立地と屋上テラスからの景色で十分成り立つホテルだと思った。朝食はジュース、コーヒー、パンくらいの簡単朝食である。早く起きだして体がだるかったが、せっかくシチリアまで来て うじうじしていてもしょうがない、今日は5か所位を観ようと街にくり出た。
見学したところは
1 クアットロ・カンティ ➝ 狭い道路だったか立派な壁面
2 プレトリア広場 ➝ 一見,トレビの泉みたいに豪華。しかし人がいないし造りも劣るか
3 マルトラーナ教会 ➝ 入口で寄付を乞われ2人で2€。内部のモザイクはさすがである
4 サンフランシスコアッシジ教会 ➝ スーパーを探していたら出てきた
5 マリーナ広場ガリバルディ庭園➝ 熱帯風の植物が多いホテルのすぐ近く
6 マッシモ劇場 ➝ あいにく閉まっていた。堂々の構え、9月にマダムバタフライを上演すると PRしている
7 サンドメニコ教会 ➝教会前の広場でジェラートを食べる。横道に入ってレストランを2軒見つける
比較的狭いエリアだから、こうして次々と見学することができた。全体的印象は教会が多く、それもイスラムの影響を受けていて北イタリアのとは違う。見所も多い。しかしメイン道路から一歩入ると ゴミが散乱し、洗濯物も景観構わずに干している。ナポリよりもうひとつすごいところだ。観光と買い物を合わせて歩き回ったので この歩数になった。足が張っている。嫁さんは夜中に足が吊って痛がっていた。
ポルタフェリチェHはちょっと不便だが小洒落たホテルで、アンバシャトリより上と嫁さんは気に入っていた。Wベッドが大きく天井も高い。1時過ぎにホテルに戻りそれから市内へ飲み物を探しに出た。ビールを持ち帰って部屋で飲んだら 2時間くらい寝入ってしまった。それだけ疲れていた。それだけ寝たのに嫁さんは今また眠っている(夜9時)。
このホテルは海岸に近いから 夕方に海岸に出てみると、凄く多くの人が海辺の芝生広場に出ていた。散策したりサッカーやバレーをやったり 凧をあげている人も何人か。ちょっとニースの海岸に似てると思ったが 浜辺が砂や砂利でなく、コンクリートブロックなのが残念。しかし気持ちのいい海岸の緑地帯であった 。ホテルのTVに日本の放送がなく 中国の国際放送が入っているのは時代の流れか。
四つの角に彫像が飾られたクアットロ・カンティ 堂々構えのマッシモ劇場