北欧旅行の記録④~ストックホルムに戻って | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

’97/08/15

朝方にシリアラインを下船。バスでスカンセンに向かう。スカンセンは手間暇かけて造られた屋外博物館で、平均的な19世紀の町全体のレプリカがある。その中では伝統的な衣装を着たなめし職人、靴職人、銀細工師、パン職人、ガラス吹き職人等がその時代の技を披露していて割りと楽しめる。

次にヴァーサ号博物館に行く。ヴァーサ号は1628年、処女航海に出たが、ストックホルム港で転覆し沈没した。その333年後、海底に沈んでいたこの強大な軍艦は引き上げられ、人々の前にその姿を現わした。今日、ヴァーサ号は世界で最も美しく保存され(98%原型を留めたまま残され)ている17世紀の船である。ヴァーサ号は他に類をみないユニークな芸術の宝で、何百もの彫刻が施されている。戦艦にここまでの装飾が要るのかと思う。

 

スカンセン

 

’97/08/16

ノーベル賞授賞式の会場となることで有名なストックホルム市庁舎を見学。内部見学のガイドツアーに参加した。日本語はないので英語ツアーで。ガイドツアーではいくつか見どころがあるが、中でも授賞式の舞踏会会場としても使われる黄金の間が、煌びやかで圧倒される。市庁舎のもう一つの見どころであるタワー(106m)は別料金になる。途中まではエレベーターがあり最後は階段で上る。ストックホルム市内が一望され、お勧めできる。

夕刻になってガムラスタンに出る。夕食をとろうとしても土曜日のものだから、グランドホテルにもシュラーレンにも断られガッカリ。

ウォーターフェスタの一環で10:30から花火が始まる。開始に合わせ観客の移動が始まったがそれはアリの移動のようである。どの国でも人は花火が好きみたいだ。

 

’97/08/17

8時にHを出てバスで空港に向かう。TAXリファンドで 90クローネの返却を受けた。実際にやってみると そう難しい手続きではない。