確定申告の季節 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

月の年中行事のうち 節分やバレンタインはどうでもいいが、duty として気が重いのが確定申告である。毎年 私の分と嫁さんの分を作成している。

 

計算は難しくないが 書類の準備とその整理に手間がかかる。今年は なぜか年金の源泉徴収票が届かず、改めて請求することになった。そして毎年増え続けているのが、医療費に関わる書類である。

家族 3人で 100-200枚にもなる領収書が、わが家の高齢化を反映している。領収書の山には 昨年分だけでなく 本年分も混じっているし、医療に関係のないレシートも入っている。 これを受診者別、病院別に分けて整理した。税務当局は確定申告もネットで簡単! などとアピールするが、決して簡単ではない。

 

さんざん時間をとったが 結局 医療費控除額は20万円余にしかならず、存命するだけで適用される義母の同居老親の控除 58万円に はるかに及ばない。生命保険料 5万円なんかもそうだが、しょ~もない所得控除は その手間と効果を考えたら廃止すべきだ。

 

苦労して一日がかりで完成させた申告は、私が10万円の還付に対し、嫁さんが2千円だけの還付という結果だった。なぜ 自分のはこれほど少ないかと嫁さんは憤慨するが、もともと払っていないのに 還付のしようがない。

申告書は税務署に行くのが邪魔くさいので 毎年郵送している。