3が日はどこへも出かけなかったので、いい空気を吸うため 外に出ることにした。行き先は須磨離宮公園。花の少ない時期だが 今はロウバイと水仙が咲いていて、今日はその見どころが説明されるという。
公園の集合場所に 指定の1:30に出向くと既に10数人が集っていた。説明会の前半は「冬芽をみよう」という教養講座。トチノキやクスノキなどいろんな小枝を用意して 冬芽の説明がされる。1本1本が様々な観点から解説される。ふ~んとは思うが、次第に「高校生物」の退屈な授業の記憶が甦ってきた。
45分の授業が終わり、後半は実際の花を前にしての現場講義。たかが 水仙でも ま~キレイ! では済まない。つぼみが上を向いて どうじゃらこうじゃら、花弁は何枚で カタチがどうの、葉の葉脈はこうの… と聞かされる。 しかし 小さな水仙の花ひとつでこれだけ講釈を並べられるのは 趣味として奥深いのが分かる。
最後に松竹梅の寄せ植えを解説してもらった。これはスタッフが 2週間もかけて制作したというだけに 正月を飾るに相応しい立派なものであった。ちなみに松は長寿、竹は素直、梅は喜び を表しているそうだ。
みんなで水仙の学習 松竹梅の寄せ植え(中と右写真)