国立博物館~プノンペンの休日⑧ | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

('19/12/28)

「・・歩き方」にはプノンペンの見どころとして 13か所が載っていたが、2日間でそのうちの7か所を回ってしまった。そして残るのは関心の薄いマーケットとか 見たくもない処刑地など。

そこで今日は最後に残る大物である国立博物館へ行くことにした。クメールの文化に特別の興味があるわけでないが もう行くトコないから、が正味のところ。

 

ホテルから程近いので トコトコ歩いていく。 回廊になったワンフロアの博物館は 文化財展示しかないのに入場料が10ドルもする。そして案内パンフもない。

カンボジアの彫像というと、人の体に象や馬の頭が付いたのや 腰がくびれて色っぽいのが馴染みだが、6-7世紀の像を見ると 日本の仏像とほとんど同じである。 その後にほかの宗教が入ってきて 固有のカタチに発展していったと想像する。

 

仏像に供えるよう線香や蓮の花を手渡してくれるコーナーもあって いい印象を抱く。ゆっくり回ったつもりも 4-50分で全部を見終えてしまった。博物館の建物は当然にカンボジア風だが、中庭はフランス庭園になっている。元フランス領だった影響か。