('19/12/27)
今日のメイン観光は トゥールスレン虐殺博物館。ホテルから距離があるが、街歩きがてら徒歩で行くことに。普通なら30分も歩けば着く距離だが、なんせプノンペンの交通事情は歩行者に優しくなく、やたら進行を妨げられる。道路を走っているのは ①にバイク ②にトゥクトゥク ③が乗用車である。乗用車はトヨタ車が圧倒的に多い。
40分かけて虐殺館にたどり着く。元は高校だったのを刑務所に転用したとかで、外観は当に学校である。4つの校舎がそれぞれに尋問室とか雑居房、独房とかになっていて 当時の様子が写真で示されている。
観光客は多いが 欧米系がほとんどで、あのやかましい中国人はいない。こんなのに関心ないのだろう。みな押し黙って見ているが どれも気持ちのいいものでない。 誰もが生まれてきた場所や時代をひとつ間違えたら こんな運命になっていたかも知れない。この館と対をなすように キリングフィールドという処刑地も見どころとされているが、そんなのをこれ以上に見る気にならない。
元高校の校舎が尋問・拷問の場になった 教室をぶち抜いて独居房に