虐殺博物館~プノンペンの休日⑥ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

 

('19/12/27)

今日のメイン観光は トゥールスレン虐殺博物館。ホテルから距離があるが、街歩きがてら徒歩で行くことに。普通なら30分も歩けば着く距離だが、なんせプノンペンの交通事情は歩行者に優しくなく、やたら進行を妨げられる。道路を走っているのは ①にバイク ②にトゥクトゥク ③が乗用車である。乗用車はトヨタ車が圧倒的に多い。

 

40分かけて虐殺館にたどり着く。元は高校だったのを刑務所に転用したとかで、外観は当に学校である。4つの校舎がそれぞれに尋問室とか雑居房、独房とかになっていて 当時の様子が写真で示されている。

 

観光客は多いが 欧米系がほとんどで、あのやかましい中国人はいない。こんなのに関心ないのだろう。みな押し黙って見ているが どれも気持ちのいいものでない。 誰もが生まれてきた場所や時代をひとつ間違えたら こんな運命になっていたかも知れない。この館と対をなすように キリングフィールドという処刑地も見どころとされているが、そんなのをこれ以上に見る気にならない。

 

  

  元高校の校舎が尋問・拷問の場になった      教室をぶち抜いて独居房に