海の見える通勤路 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

8年来 自宅から西方面 (街の中心への反対方向) に通勤しているが、電車内で座れる機会が多いので 都落ちも悪くはない。そして途中に海辺を走るのがいい。須磨から明石まで住宅街を挟みながらもずっと海を眺められる。晴れた日には 関空から和歌山方面まで見渡すことができ、おおらかな気分になる。

輝く海面に気持ちも晴れる。

 

船が行き交うし、途中に明石架橋があるのも ポイントアップである。仕事が面白くないときでも この景観に救われる。50年近くも前, 退屈な授業に飽きて 丘の上の学舎から眺めた海峡の景色が今も変わっていないのがいい。

 

先日 鄭州行きの際、バス内で話した大連出身の在日中国人女性が、自分が亡くなったときは日本海に散骨してもらいたいと言っていた。日本海なら日本からも大連からも偲んで貰えるからという理由だった。その点 私が散骨してもらうなら、いつも見ていた大阪湾がいい。