保育所でのクリスマス会は嫌だ。何が嫌かというと サンタ役をやらされるからだ。頭のてっぺんから足先まで赤い衣装を着せられ、顔には白い髭まで着けさせられる。 バニーガールのコスプレ (を見るの) なら歓迎だが、自分がやるとなるとサンタでも苦痛だ。
嫁さんにこの話をすると、ちゃんとサンタ役に徹しないとアカンで、といい含められる。そして子どもから(サンタの) 歳を聞かれることがあっても 正直に実年齢など答えず、200歳と言っとくんやで と仕向けられた。人を子どもみたいに扱うなと! と言いたいところだが、よう 芸せんし…
そしてイブの日の昼前からクリスマス会が始まった。
赤い衣装で登場すると 子どもらからは好奇の目で迎えられる。いくら見つめられても相手が幼児じゃなあ。。。 要らんこと喋ったらアカンと察したのか、子らからの質問には 司会の保育士にヒソヒソ声で伝えるよう事前に言い渡された。それを司会者が 子らの気持ちを汲んでテキトーに答えるという仕組み。
子らは幼いので実際に出た質問は他愛ないもの。その後 サンタはクラスごとにする記念撮影のセンターに納まり、大役を終えた。
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