アパートはモスクワの市内中心部にあり、部屋からクレムリン宮殿や救世主キリスト聖堂が遠望できる。それぞれが直線距離にして数100㍍から1㌔㍍ といったところだから、明日の観光は歩いて回れそうだ。
荷を片付けた後、何か食べるモノを仕入れようと オーナーにスーパーの場所を聞いて出かけた。ところが聞き方が悪かったのか、いくら歩けども目的のストアに行きつかない。そのうちに賑やかな一角に出たと思ったら、そこは繁華街のアルバート通りだった。
通りに並ぶ店の多くは土産物屋や飲食店で、目的のスーパーやコンビニがない。何とか1軒の食品ストアを見つけ、パンやスナックを調達した、どれも美味しそうでなく、品選びに困る。
アルバート通りを半分くらいまで歩いたところでUターンし、アパートに戻ることにした。ただでさえ疲れていたのが 激疲れになって帰ってきた。
外気温が思っていたより低く。長シャツに上着も必要だった。部屋のエアコンを暖房にし、ガスコンロも点けて暖をとった。夜10時に寝たが、夜中 3時頃に目が覚めてしまい、それからが眠れない。これじゃダメだと藻掻いても どうしようもない。夜中でも街はうす暗く (白夜に近い状況) 、ずっと先まで見通せる。
繁華街のアルバート通り