老後に2000万円要る (年金に不足) ので 自助努力が必要とかで世間が騒がしい。しかし 素人はなけなしのカネを投資などにつぎ込まない方がいい。私も比較的早い時期から投資をはじめ、これまでに株式、投資信託、外貨預金、貴金属…と手がけてきた。概して成績は良くない。
株は4倍で売れたのもあるが、倒産して紙くずになったのが 2-3銘柄ある。投信は儲けさせない仕組みになっているようで、上がったら値を下げる操作をするし、1/3まで下がっても 証券会社は知らん顔である。仕組債を買ってしまったことがあるが、あんなインチキ商品と知らなかった。
外貨預金は主にドルとユーロ、元だが、長期の円高傾向の中で儲けるのは難しい。以前は120円がドルの分岐線と捉えていたが、近年は100~110円までせり上がっている。
外貨預金は都市銀行ではドルで今なお往復で2円の手数料を取るし、外貨といいながら円預金と同じゴミの金利しかつけない。これで儲かるハズがない。ユーロはずっと落ち目。
貴金属は金とプラチナだが、(触媒需要が大きい)プラチナは VWの排ガス操作以降ずっと下がったまま。あとは金に期待するだけだ。
このようにいろいろ経験してきたが、総括すれば収支トントンか、ハラハラ経験だけが残った。メデタシメデタシ。そのため老後2000万円と言われようが、今さら新たに投資しようとは思わない。