諸外国にはひととおり行った(気がする)一方、国内はどうか。全都道府県に足を運んだとは言うものの、印象の薄い県がいくつかある。東北の秋田や岩手は ちょっと観光地に踏み入れただけだから 印象は薄い。富山、新潟、岐阜は スキーで行っただけなので 目にしたのは白い世界ばかりだ。福井と山梨は山に登っただけ。。。
残りの都道府県にはそれなりに思い出や記憶がある。関西以外でよく行ったのは東京と北海道、沖縄。中心と隅っこに強い。
その昔、国の会計検査院の職員と話す機会があったが、タダで全国を巡れる彼らを羨ましく思ったものだ。しかし全国各都市の均質化が進み、どこへでも簡単に行けるようになった今、そんな気は起きない。日本中を放浪して各地の風物を紹介する寅さんの映画が人気を得たのは旅心をくすぐる一面もあったのだろう。
時代は変わる。若い頃 東京出張に宿泊が付いていたのは、そのうちに日帰りになった。そして今、ソウルや台北、香港などは日帰り旅行が売り出されている。