領事館その1~ ロシアビザ取得に向けて④ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

  (これは5月7日記事の続きです)

ビザの申請をしようと大阪のロシア領事館に問い合わせると、私の休業日である水曜は ビザの事務をやっていないという (トーゼンに土日も休み)。それで木曜に休みを取って出かけた。

大阪モノレールの少路駅から住宅街を歩くこと10分、ここら辺かな~と見回すと、頑丈な建物の前に大阪府警の警官4人が立ち、全窓が金網だらけの警察車両2台も控えている。この建物に違いないとよく見ると、ロシア国旗も揚がっている。

 

ビザ申請は 9時半からと聞いていたが、9:15にして 玄関前路上で既に10人が並んでおり、警備の警官が身分証の提示を求めてくる。定刻になって玄関柵が開けられ 敷地内に入るが、今度は勝手口みたいなところにまた並ばされる。いつまでも列が進まないので 勝手口の中を覗くと、そこがビザ申請の窓口で、ガラス越しに一人の男性が事務をやっていた。そこを先頭に10数人が建物外まで列をなしていたものだった。椅子の準備も何もない このサービス精神ゼロの仕事ぶりに 社会主義国ロシアを垣間見た。