リマのタクシー ~ ペルーの古都を歩く⑧ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

リマ市内に地下鉄は走っていないので 移動はもっぱらタクシーになる。最初 空港から市内に向かう際に、翌朝 ホテルから博物館に向かう際にもTAXIは海沿いを突っ走った。なぜこんなに大回りするのかと思っていたが、それは市内が混み過ぎるからだと判った。

 

夕方に旧市街からホテルに戻る際、TAXIを拾おうとしたがなかなか捕まらない。ミラフローレス(ホテルがある地区)と言うと 乗車拒否されたりもする。その理由は道路が混み過ぎて、商売にならないからだ。

メイン道路には メトロポリターノという専用レーンを走るバスが配されているが、次から次に来る 2両連結のバスはどれもギューギューである。

 

タクシーを使って気付いたのは、皆がカーナビの代わりにスマホ (のナビソフト) を使っていること。目的地を伝えると それを検索し、google地図に落とし込んでナビにしている。そのスマホを車のフロントに置くものだから、カーブでコロコロして危ない。

博物館から旧市街まで乗ったタクシーはサービス精神を発揮して、「ここは○○遺跡です」とか、「もうすぐに着きます」などと スマホの翻訳ソフトで案内してくれたが、それを運転中にするからコワい。そんなのえーから ちゃんと運転してくれと言いたいが、現地語でどう言っていいか分からない。

 

道路の信号が長いので、赤信号で車が停まると 売り子がワッと湧いて出る。ドライバーや同乗者に新聞や水、菓子を売るが、それは東南アジアで目にしたのと同じ景色だ。元旦の朝の空いた道路でも小さい子がやっていた。

 

 運転席に TAXI の行燈を置いたのや、サンバイザーに TAXI とシールを

 貼ったのなど 偽タクシーもいっぱい (私も使ったけど・・・)