豫園を観光した後、近くの茶屋で休憩する。次にどこへ行こうかを相談するが、もう少し静かで落ち着いた場所がいい, となって、「・・・歩き方」に紹介されていた郊外の水郷の村へ行ってみることにした。地下鉄で 40分くらいの七宝という水郷を目ざした。
郊外の水郷というから 鄙びたカンジの村かと思っていたら、駅前に大きなモールが二つも建つ街の真ん中にあった。そもそも人口2400万人が住む上海に 地下鉄で行ける郊外があると思うのが間違っている。
七宝水郷は小さな川にいくつか橋が架かっていて、その両岸に古い家屋が建っているという 小樽運河みたいなところであった。狭い通りに食べ物の店がズラッと並んでいて、食べ歩きするには 面白そうだ。
しかし それだけのもので、辺りを一周して終わり。京都の清水寺の門前町も同じだが、道が狭く、そこに匂いや呼込みが充満し、人が溢れる環境は 興奮を高めるみたいだ。
遅い昼食は駅前モールのフードコートでとった。こんどもラーメンを注文したら、先ずは自販機でモールの金券カードを買えと。。。 そこからラーメン代として必要額を(カードから)引き落とすから あと使わないなら カードの返金手続きをしなさい、というようなことだった。
実際は自分でどの手続きもできなかったので、店員が自販機まで誘導し、使用後は事務所まで返金に行ってくれたが、ラーメン一杯なのに ややこしい客だと思っただろう。ラーメン屋のねえちゃん、(手を煩わせて) ゴメンね。
雰囲気ある豫園のお茶屋 地下鉄で行ける七宝水郷