予報のとおり朝から快晴だ。地下鉄を乗り継いで円山公園駅まで行き、そこからバスでばんけいスキー場に向かう。スキー場は札幌市中央区にあるだけに バスは住宅街を走っていく。途中 宮の森シャンツェや大倉山シャンツェを通り過ぎる。
スキー場には9時半に着いたが受付が人で溢れている。板もウェアもいいものを揃えているが、リフト券も加えて 4時間で一人1万円はキツい。コース図をもらって初級コースを何度も滑る。ここはスノボーも可だが、スキーが主流である。それは嬉しいが、難点はコースが短かく 幅も狭いこと。キョリがない分、リフトが混みやすい。ゲレンデ内に表示が少なく、分かりにくい。
そのため間違えて上級コースに入り込んでしまい うろたえた。10メートルくらい下って動きが取れなくなった。どうしようかと嫁さんに声を掛けたら、今さら戻れないし 根性出して下りるしかないだろ、と言われ カニ歩きで斜面を下っていった。おばあさんが駅の階段を横歩きしてつたい下りるみたいに… 脇を子どもが颯爽と滑っていくのは情けない感いっぱいになる。こんな体験も おNewのゲレンデならではである。
山の向こうに札幌市街を望む こぢんまりしたゲレンデ