ホイアンのランタン~ベトナム・カンボジアの旅⑫ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

'15/12/27

ひと眠りした後 夕方のホイアン旧市街に繰り出す。昼間と比べものにならないくらいに 大勢の人出である。ランタンの光や電飾のきらめきが”売り”のようで、川面に反射する輝きは 別世界の趣きがある。


モールを覗いていたら 客引きの女性が ウチの店を3分でいいから見ていってくれと言う。シューズ店だがオーダーメイドで皮サンダルを作りますと嫁さんを誘う。これまでこんなセールスに騙されたことがあるので 最初は及び腰だったが、一旦話を聞いたら 離してくれない。これはどうだ、あれはどうだと勧誘し続けられ、結局サンダルを注文させられることになった。特に欲しい訳でないので 断わっていたら 20$が15$までダンピングされ、商品は明日取りに来ることになった。一体どんなものが出来上がるか。


もう帰ろうと ホテルに戻っていたら ホテル横の広場でコンサートの準備をしていた。何のコンサートか知らぬが 座って始まりを待つ。主催者あいさつ、来賓あいさつ、来賓紹介と長々のセレモニーを終えて やっとバンド演奏が始まった。

軽快なタンゴの曲だと思った瞬間、音も照明もぜんぶ消えた。電気が飛んだらしい。系統が異なる街灯は灯いているが、ほかは全部消えている。停電で何万ものランタンが消えてしまったら ランタンの意味がないじゃないか! (昔はろうそくの光だったのが 今は電気仕掛けになっている)。


15分くらいしてやっと復元し、コンサートが再開された。タンゴやアメリカのヒット曲、ショパンの曲など色とりどりで それなりに楽しい。しかし時々音響が割れるし、司会の男性は いまどき吉本の漫才師しか着ないようなヘンな色のスーツを着ているしで、ちょっとズレてる感があった。


  
ホヒアンの黄昏時はきらびやか。川面にもランタンの光が映る

  
こんなモール(市場)でサンダルを買った   社会主義国とは思えぬロックコンサート