岡山城と後楽園~岡山・倉敷小旅行,その二 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

2日目は岡山市内を観光する。先ずは歩いて岡山城まで。岡山城は近年になって再建された鉄筋コンクリ造りの6階建て。外観は昔のカタチを残すが、内部はエレベーターも付いた現代建築で整然としている。いわば城のカタチをした博物館といったもので、有難みに欠ける。その代わり 姫の衣装を着てみるとか カゴに乗る、さらには殿と並んで写真に納まる などの小さなアトラクションが用意されていた。


城をひと巡りして 次に川向かいの後楽園に向かう。ここへは前にも来たことがあると思うが、記憶からは完全に消えてしまっている。現代に残る数少ない大名庭園だが、だだ広い園内は高低差があまりなく、全体を見渡すことができる。城から見下ろした際 田んぼのように見えたのは実際に田んぼで、庭園の中に稲が植わっている。茶畑や芝が占めるゾーンも広く、この時期 庭園全体が青々している。

珍しいのが流店(りゅうてん)という建物で、板張りの亭舎の中央に水路が通っている。皆が足を浸けているので足湯かと思ってまねたら そこには冷水が流れていて、体中を一挙に爽やか感が巡った。これは面白い体験であった。


  
ここでもガイドの説明を受ける      初乗り料金1両、ただし動きません

  
足湯ならぬ足水、気持ちいい       岡山城を借景にした後楽園の絶景