アラブ(イスラム)世界の激動が止まりません。
○チュニジアの「ジャスミン革命」は、貧困に喘ぐ若者の死から火がついたと言われています。
HP:「Market Hack」より
http://markethack.net/archives/51677487.html
『事の発端は去年の12月にある失業中の大学生がなんとか食いつなぐために青空市場で農産物を無免許で売ろうとしたことにあります。これを警察に咎められ、公衆の面前でわらいものにされたこの大学生はそれを苦にして焼身自殺を図りました。』
○エジプトの暴動の情報も記載してくれています。WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の記事だそうです。ムバラク大統領の圧政の指示を、軍が拒否した様子が伺えます。
『午後4時頃になると反政府デモ隊が治安当局に勝利している状況がだんだん明白となってきた。ムバラクはハビブ・アル・アドリー内務大臣に「実弾をつかいたまえ」と命令を下した。アル・アドリー内務大臣はその命令をアハメド・ラムゼイ将軍に伝えた。しかしラムゼイはそれを拒否した。
「アドリー内務大臣は将軍たちがどのような命令に従い、どのような命令を出せば拒絶するかの読みが甘かった」と関係者の一人は語った。
ムバラク大統領はアドリー内務大臣がぐずぐずしているのを見ると「軍隊を市内に入れろ!」と指示した。これにはアドリー内務大臣もカッと来た。アドリー内務大臣は「警察隊を全部市街から引け!」と指示した。これで交通整理のおまわりさんから刑務所の門番まで、全ての警察官の姿がエジプトから消えてしまった。』
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イスラム(ムスリム)諸国の圧政からの解放の動きは、多くの国に波及するものと思われています。
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私は、ヨルダンのラニア王妃の存在・活動も、大きいのではなかいかな、と推察しています。
イスラムの女性の意識向上、子供たちの教育の必要性を説き、積極的に「民衆の意識解放」に動かれていたようです。世界各国のリーダーたちからも受け入れられ、「ダボス会議(世界経済フォーラム)」では22名のボードメンバーに選出されています。
(ウィキペディアより抜粋)
『国際連合の経済社会理事会のオブザーバーの地位を有し、スイス連邦政府の監督下にある。最高意志決定機関はイギリスのトニー・ブレア 前首相やヨルダンのラニア王妃 ら22名で構成されるファンデーション・ボードである。ミッションは、「世界の現状の改善に向けて取り組む」ことである。』
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2008年にYouTubeで、王妃としては衝撃的なVideoでメッセージを発信しました。
「ラニア王妃のトップ10」(なぜ、YouTubeチャネルを立ち上げたか)
http://www.youtube.com/watch?v=JPcw3fLeBHM
ユーモアたっぷりに進行していきます。
(ちなみに、ラニアと称してベリーダンスを披露している方は、「Queen」がついておらず、体型も判断して、ラニア王妃とは別人だと思います。)
最初の理由が、
10:フェイスブックを活用するほど、多くの友達がいないから
に始まり、
9:エリザベス女王ができることは、私のほうが上手くできる
8:人々がヨルダン(Jordan)という時、マイケル・ジョーダンを思い浮かべることに飽き飽きしたから
7:オバマ大統領が「そう、私たちはできる!」と言うなら、「私もできる」と言おう
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3:アラブのことを知ってもらうのに、ジャックバウワー(のドラマ)からだけでは困るから
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そして、最後に、本当に言いたい一言をおっしゃいます。
1:疑い(疑心暗鬼)、不寛容(大虐殺)、相互不信が、私たちをバラバラにしてしまっている
で締めくくっていらっしゃいます。
そして、お互いの知識を得て、発信し続けることによって、お互いの間にある障壁を取り除くことができる。このビデオは世界を変えることはできないかもしれないが、人々のこころを変えることはできる。そして、確かな前進が始まる、と。
2008年の、王妃によるこのメッセージは、アラブ世界にかなりのインパクトを与えたのではないでしょうか。
今日の革命を予見、あるいは誘引したのかもしれませんね。
(もしかしたら、欧米がラニア王妃の自由な、伸び伸びとした活動を支援していたのかもしれませんね)
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私は、雅子皇太子妃も、グローバルに活動されるものだと思っていました。
経済大国からの、友好的な世界平和のために、ラニア王妃のように発信・貢献をされると思っていました。ご本人も、そうしたいご意向があられると、ニュースで拝見したことがありました。
やはり、そのように感じていた方がいらっしゃいましたので、ご紹介をさせて頂きますね。
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20100219/1266607361
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しかし、あの優秀な雅子皇太子妃は、病で公務ができない状態になりました。
皇太子殿下から、「雅子皇太子妃への宮内庁の人格否定発言」の指摘も飛び出しました。
本当に、残念です。
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上記のダボス会議では、40歳未満の若手リーダーも選出されるそうです。
そのリストの中に、中田英寿さんもいらっしゃいます。
さらに、
紀子秋篠宮文仁親王妃
そして、
藤原紀香さん?!
が選ばれています。
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日本からの主な受賞者(年度別)
- 2005年度
浅尾慶一郎
(政治家)
近藤正晃ジェームス
(科学者)
古川元久
(政治家)
堀主知ロバート
(実業家)
- 2007年度
文仁親王妃紀子
(皇族)
小渕優子
(政治家)
川田龍平
(政治家、社会活動家)
高島宏平
(実業家)
津村啓介
西本智実
(指揮者)
西山浩平
(実業家)
藤田晋
(実業家)
牧原秀樹
松田公太
(実業家)
- 2008年度
- 2009年度
井上英之
勝間和代
(経済評論家)
桜井和寿
(歌手)
橋下徹
(大阪府知事)
荻原健司
(スポーツ選手)
船橋力
(実業家)
松古樹美
(会社員)
- 2010年度
岩瀬大輔
(実業家)
中田英寿
(Take Action Foundation会長)
長嶺義宣
(赤十字国際委員会駐日事務所長)
三日月大造
(政治家)
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雅子皇太子妃は、今は40歳を超えられていますので上記には該当しませんが、本当に、国際舞台で活躍なさって、日本の存在感を高めて頂きたかったです。
浩宮皇太子殿下も、そう想われていたのではないでしょうか。
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現代の「かぐや姫」の代表として。

