竹田式観光から学んだこと | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 昨日、一昨日と人吉球磨広域行政組合の視察研修に行ってきました。
一カ所目は、日田市のし尿処理センター。


 人吉市が作る時にモデルとしたところです。今後、人吉の施設がどうなっていくのかだいたいの予想がつきます。


 二カ所目は、別府の八湯温泊。こちらは、以前、仕掛人の鶴田さんからお話を伺っており、経緯や内容は把握していましたが、現地研修は行っていませんでした。今回は、実際に鉄輪温泉を見ることができました。(写真がなくてすみません)
 2日目は竹田市の観光への取り組みについて研修をしました。


 竹田市は行政、NPO、民間の連携がとてもうまく行っていると感じました。また、視点と仕掛けがとてもうまくセンスのある観光行政が行われていました。


 うまく行く理由は、当然、人。Uターンしてこられた方と、行政職員だと感じました。


 また、根底に流れている基本理念がとてもいい。
それは「地域のアイデンティティーの確立」本当に素晴しいと思いました。


 要は、自分のまちが好きな人が多い地域は、観光でも福祉でもうまくいくということです。

 最大の目標は豊かに明るく生きることだと思いますが、そのためには、地域を好きになろう。住民に地域を好きになってほしいから、観光、交流という手段で他地域からひとを呼び込み、地域を褒めてもらう。それによって地域の良さに気付き地域が好きになり、まちはさらに美しくなり、地域を訪れる人がまた増えるという好循環がうまれていました。
 人吉球磨は竹田市を見習うべきだと思いました。いいものはパクる。これに尽きると思います。
 今回も学びと気付きを得ることができた視察研修でした。あとは、それを形にするだけですね。