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Mr Restless Soul ありがとう

フィルさん、ありがとう。
  



2004年のロンドンで、M-Swiftのファーストアルバム制作中、マシンビートの良さと生ドラムの良さをひとつのビートの上で表現しようと苦心していたとき、"Phil Asher"の"Restless Soul"のレコードに出会った。

当時のチリファンクのオフィスで何枚かもらったレコードの一つ。そのドラムビートの作り方の発想が素晴らしくて、脳みそが揺れたというか、固定概念を覆された。それから何度も研究、というかパクりと言われてもしょうかないぐらいに聞き込み、やっと作ったのがMorning lightとKosmic Love。僕のワールドワイドで初めてリリースしたレコードになりました。

当時住んでいたノッティング・ヒルで"Inspiration Information"だったか次のパーティーだかで初めて紹介してもらい下手な英語で話すと、ビール飲む?とご馳走してくれたのが印象的でした。ダンスミュージック界隈の人には多少スノップな印象を持っていた僕はとても嬉しかったのを覚えています。

僕の今でも使っている"Drums and All other productions"というクレジットも、実はダンスミュージック、踊ることでの一体感を大事にしている感じがしてそのまま真似しました。

ずいぶん先輩に感じてましたが、僕と3歳しか違わないんですね。

実際には一回しか会ったことのないけど音楽を通じてたくさん影響されました。

お疲れ様でした。

日常も切り出せばアートになる

先日とある保育園とのアートプロジェクトの撮影でした。



ちょっと気づいたこと。僕は特にクリエイティブで忙しくなると、スタジオも家もぐちゃぐちゃになってしまう。しかも年齢、加齢?とともに気になるタイプなので大変。。。でもそういった日常の中に、"音楽とかアートを好きな人"が置いたもの、選んだものがあれば、美しいものが切り出せるんだなあと撮影に同行して気付きました。





日常も切り出せばアートになる。たとえばこの保育園では水で破れにくい紙を使っていたり、そうすることによって普通の紙でやるとガタガタになる点描画みたいなのもできたりするわけです。なかなか壮大なプロジェクトなのでもうしばらく時間はかかりそうですか楽しみです。









どこまで進んでもまだまだ先があるからやめられない

昨日はプロデュースさせてもらった2曲のミックスダウン!モノグラムサウンズでした。時間をかけて作ってきた曲が仕上がる瞬間は何度やってもいいですね。今回も内外のトップミュージシャンの演奏、うーん"演奏"という言葉で収まりきらないというか。演奏というと譜面を見て弾く、吹くというイメージがありますが、もう僕らの創作においては、曲を聞いてもらって何を感じるかの表現なんです。ミックスだって然り。その曲がそのミュージシャン、エンジニアにどのように映るかという、それぞれが鏡のような存在というか。それが反射しあって一つの像をつくる。万華鏡みたいで二度と同じものは作れない。今回も色々な色が輝いています。

どこまで進んでもまだまだ先があるからやめられない。笑。