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前を向いて

密やかにインスタもやってますー。山、海、食、温泉、旅行、たまーにアート。音楽の合間に。合間に音楽?笑。なんだか遊んでばかりに見えますが、音楽制作も経験を積んで作業自体は早くできるようになったので、アイデアが出るマインドを保つ、細かなことに向かう気力を保つ、こちらの方が大事になってきました。笑。現代の音楽家はやることが大変多いので、やらない時間も大事に!言い訳?




ちょっと真面目な話。技術が進歩して、人間ははたして楽になるのか?メールだって調べ物だって表計算だって、技術レベルで言えば40年前の仕事を半分の時間でできるかもしれない。でも競争という人間本来の性質がある限りそうはならない。


悲しい性?果たしてそうなのか。この半年を経験して、それは悲しいどころか、僕らはアクティブな社会の中で競争心だとか虚栄心だとか、そのほか多くのリズムにのって生きていたんだと気づく。自分の力だけではどうしようもなく、社会の中に渦をまく色んな感情に助けられて未来を見ていたと気づく。虚栄心?競争心?はたまた承認願望?


なんでもいいから、僕は踊らされたい。


でも今は無理をせず、出来る人は粛々と、さらにやれる人は未来に希望を抱きつつ、それぞれのペースで一歩ずつ前に行く時期だなと。


僕も休み休みですが、確実に顔が前にも向いてきました。


書いているうちに話が深くなりましたが、、苦笑、、とにかく無理せずやっていきましょう。ということで週末は山を目指します。笑。

【Folksは会わずに新曲を作れるのか その2】

【Folksは会わずに新曲を作れるのか2】

ということで数ヶ月前に遡るメンバーによるミーティング。それぞれ自宅で録音できるのはできる。しかしどうクオリティーを保つか解決すべき問題は山積み。




・インタープレイ(同時演奏による意思疎通)ができれば、曲の山場は勝手にできていくんだけどそうもいかない。あざとくならないように自然に曲の盛り上がりをつくれるか。
・重ねるスタイルの録音
スタジオでリハーサルして話せばすぐに解決することが、ひとりひとり重ねていく録音なので、後ろの人ほど手が少なくなる。重ねでも大丈夫な作曲、構造にしていくなどの工夫が必要。
・目指すべき音の方向性
本来録音エンジニアが狙いをさだめて、大きなビジョンの中、それぞれの楽器の必要なところを、マイキングして録音するわけですが、今回はアーティストそれぞれが録音する。みんなでどうコンセンサスをとるか。これは前回アルバムがすでにあるので、そこを基準に話せるのが好材料。
・部屋の鳴り問題
写真は光を撮る、録音は部屋の鳴りを録るが僕の持論ですが、録音はできるけど部屋の鳴りをとれるほどみんなのスタジオは大きくない。
などなどあげ始めるときりがない。。。けど良い点は
・後戻りできる!
これにつきます。
ということでトライ&エラーもあるかもですが、6曲中のまずは1,2曲を選んで公開しつつ、ノウハウをみなさんと共有しつつ進めていきますー。

【Folksは会わずに新曲を作れるのか その1】

【Folksは会わずに新曲を作れるのか】




ジャズって集まって演奏する瞬間芸術!。熱いミュージシャンがスタジオで情熱的に演奏するイメージ。しかし、この半年、僕らは集まれなかった。そんな中、リモート録音の需要も高くなり、メンバー全員、自宅のスタジオをかなり強化している。僕自身M-Swiftとして15年も前からロンドン、日本でリモート録音でいくつも曲を仕上げてきた。じゃぁそれを瞬間芸術のジャズにも応用できるはず。ということで、リモート録音のみで新曲を作る試みをスタートさせます。題して、【Folksは会わずに新曲を作れるのか】!本当にジャズバンドは会わずに曲を完成できるのか。リハーサルからやりとりまでできる範囲で公開していきます。
・会ってないけど、同時演奏の醍醐味は感じさせるものにする
・会えないからこその面白さを探していく
・やっぱりFolksってかっこいいよね!というのはもちろん。
Folks Cinematic Jazz Ensemble:
堀秀彰 piano
中林薫平 Bass
服部まさつぐ - ドラム
佐瀬悠輔 Trumpet
小笠原涼 Sax
松下昇平 Gt