つづきです。
<前記事>
予告編
準備、乗船・上陸、伊勢海老祭り
◇
船酔い・人酔いのまま、
再び車に乗り込み宿へ。
坂上がったらすぐ。5分で到着。
前日の宿泊者がいるので、
まだ部屋には入れない。
待合のソファーでウトウト、船酔い快復。
7:30頃、部屋に通された。
(宿の事は別記事で)
海入る恰好で8:15玄関集合。
8:30出発でイルカウォッチングへ。
このスケジュールつらい…。
※イルカ船は、だいたい4~10月
8月15日前後休み
イルカウォッチングは、
船から見るorシュノーケリングで見る。
スキューバダイビングNG。
ウェットスーツ着て、車で港へ。
水温は28度、ラッシュの人が多い。
私は寒がり+船で風に当たるから、
いつでも5ミリのウェットスーツ。
普通は夏にそんなの着ませんが。
(あとでコレ、ダメージ要因の1つになる…)
クラゲやプランクトンに刺されるので、
素肌はなるべく出さない方が良い。
前日もチラホラ刺された人いたとの事。
フィン・マスク・シュノーケル等の軽器材、
最小限の荷物を持って船へ。
(軽器材有料レンタル有・事前連絡)
階段の後、岸壁のゴムハシゴ?
みたいなのを数段下りる。
どこで申し込んでも船の大きさほぼ同じ。
船上のベンチ替わりの板に座ります。
先にお断わりしておくと、
船長さんガイドさん、とてもいい方でした。
明るく優しく気遣いもして下さる。
自分の問題なのです。
アウトドアな気持ちの割りに、
体の頑丈さが足りない…。
参加者10名。
3人・4人・3人と板に座る。
身動き取りづらい。
イルカ居たらすぐ海に入れるように、
フィン・マスク・シュノーケル装着の状態。
フィン履くまでは、ウェットの上から
ライフジャケット着用…。
(2月から義務化されたの船舶免許持ってるから知ってるけど、
ウェット(浮く)着てても、とは思わなかった…。)
潜るので、ウエイトも腰に巻きっぱなし。
陸では地味に重い。
船は水面にガツンガツン!と進む。
イルカを探しながらなので、時にゆっくり。
(かえって波に揺られる)
ガツンガツン!はダイビングでもあるけど、
たいてい、もう少し人数少ないし、
重器材積むから船に空間がある。
横並びで座り位置決まってる事はない。
楽な恰好で居られる。
器材の装着はポイント近づいてから。
これらの違いもダメージ要因に。
普通はいちいち影響しないかも。
私は比べてしまうし…
乗物酔いするから、細かい事が影響する。
(電車でも酔う。それもあってなるべくバイクなのです)
イルカ見つけると、船は先回りし停止。
船長さんが「入って~」の合図。
さらにガイドさんも声かけ。
※勝手に飛び込んではいけません。
1本目。
野生なので遊んでくれる事は稀で、
通り過ぎるだけの事も多い。
しかも速い!想像以上。
サーッと行ってしまった。
速いので撮りきれないけど、
群れだからもっと居ます。
御蔵島の決まり事。
イルカの行動を妨げてはいけない。
子連れの群れに接近しない。
※他にも、フラッシュNG。
音NG。
自撮り棒NG。
GoProの棒も一番短く、など。
ダイビングでも、
大生物には近づかず待つのが普通。
寄っていくとしても脅かさないように。
(例外で魚群等に突っ込んで行く店もあるけど、
私はあんまり…。なにしろ基本は待ち)
だからイルカでも、
寄ってくるのを待つのだと思ってた。
こちらが潜ったり楽し気だと、
寄ってくる事があるのは知ってた。
でもけっこう皆、ガツガツ行く(驚)
イルカが通り過ぎる前に、
自分に興味持ってもらわなきゃ、
というのは分かるのだけど。
我先に!と向かって行く様子に、
私は冷めるというか、引いてしまった…。
海の中でそんな風に過ごしたくない…。
亀もいた。
イルカがちょっかい出すから、
御蔵島の亀は動き速いとガイドさん。
サッと潜る半鮪人と亀。(左は他の参加者)
あえて人入り画像。
水深の感じが伝わるかな?
けっこうすぐ、10分ないくらい。
「上がって~」の声がかかる。
梯子で船に上がる時も、
フィン履いたままで、と言われる。
(ダイビングだと初めに脱ぐ事が多い)
そしてそのまま、また船動く。
この繰り返しなのです。
2時間くらいの間に、
最大で合計8本。
いやホントキツイです…。
それに、写真では分かりづらいけど、
泳ぐにはけっこうなうねり有ります。
沖縄の観光シュノーケルだったら、
ギリギリ催行するかどうか位では!?
でも御蔵島では、これで凪。
良かったね~!なかなか無いよ!
というレベルだとか。
本当に海況の厳しい島。
船酔い・波酔いしてきた。
(酔い止め飲んでます…)
またイルカ居ました。
あ、奥の島は三宅島。
三宅島から45~50分かけて、
この辺りまで来るイルカ船も有り。
(料金は約2倍になる)
船は少し大きそうだが、催行6名~。
ハイシーズンは満席だろうし…。
ん~どちらがキツイかね…。
大型船の着岸率は高いけど、
イルカ船催行率は下がるしね。
イルカは群れでも横並びとは限らず。
間隔を開けて、
(写真では重なって見えづらいけど)
さらに2頭。
次は1頭…と続きます。
あっという間に通り過ぎ。
「入って~」は無し。
さらに移動して、
2本目。
親子だ♪
赤ちゃんイルカ、今年20頭誕生。
離れた所で潜ってみたら、
斜めに進行方向変えて、
別のイルカが寄ってきてくれた♪
寄ってきて通り過ぎただけ(笑)
(イルカは夜行性。移動しながら寝る。)
でも嬉しい。
近くで見ると思ってたより大きい。
キュッと締まってる体。
しなやか。速い。
見とれてしまった。
なぜか尊敬の気持ちになった。
過ぎ去って行くのを見送る。
…あ!ここは海中だった。
一瞬忘れた。
海面に出て呼吸しなければ。
そしてまた「上がって~」の声。
船移動。
酔いが増す…。
3本目。
体力無くなりつつあり、
少ししか潜ってなかったけど…
この3頭がグイーンと来て、
ぶつかりそうに思え足開いて避けたら、
間を通って行った(笑)
さらに群れは続き…
あと1頭…って時に、
動画撮ってなかったと気付いた。
近くに来た時に撮れば良かった…。
↓イルカ遠くて見えづらい(画面上中央)。
揺れてるので酔いそうですが…
見るより鳴き声ちょこっと。
(動画8秒)
キュイ♪キュイ♪キュイ♪
そしてまた「上がって~」の声。
船移動。
酔いMAX。アウト~。
(水分しか摂ってないからまだマシだけど)
4本目パス。
待ってる間ももちろん揺れる。
酔いMAX2。
船移動。
白滝(しらたき)。
海から滝が見えると得した気分♪
なんだろ、山登らなくても見れた!
という感じかな(笑)
5本目…やっぱりパス。
でもココが一番綺麗だった…。
一番穏やか。
透明度良く。
遊んでる風のイルカも居たとの事。
ここが最初の場所だったらなぁ…。
まぁ仕方ない。
これだけ近くで野生のイルカに会えた。
満足です☆
ダメージ要因色々あるけど、
ウエットスーツ2ミリにすれば良かった。
サーフィン用の柔らかい2ミリ。
着てた5ミリの厚い締め付けは、
身動き取りづらい船内&
海出たり入ったり、にはツライ。
寒さを用心した結果だから、
これも仕方ないけど。
※御蔵島の気温は、東京と大差ない。
8~9月以外は、5ミリが必要。
4~5月はドライスーツの人もいるようです。
(私は夏の伊豆で5ミリ着てのシュノーケル1時間で凍える)
今回は時間的に5本で終了。
港へ戻る頃には、酔いはマシに。
今までの中では軽い方ですわ。
利島の時は、すぐには車に乗れなかったもん。
あの時はもっと酷いうねりだった…。
5:55御蔵島着、8:30~イルカ
というのは私にはキツイかな…。
14:00~と迷ったのだけど。
朝行って、できたら午後も行く?
と半鮪人が言っていたので朝にした。
午後も、なんて全然ムリでしたね。
ちなみに帰る日の朝参加の人は6:00~。
(帰りの大型船は12:35発)
体力必要。
若い人が多いはずだわ…。
送迎車で宿へ戻ります。
つづく
追記
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芹沢友綺
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