2020年10月期・テレ東・木ドラ25【チェリまほ】のこと、
思いのままに貼ったり埋めたり書いたりしたくて、
日にちを二年遡り、お引越しをして公開することにしました。
ここなら心置きなくいっぱい悶絶感想書けるかな!?
2020/12/18
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『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
通称【チェリまほ】
2020/12/18現在、どハマり中!!
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長編映画を一本観終えた感動に包まれた第11話。
これが最終話じゃなかったのが、
ある意味残念でなりませんでした。
第11話は、これまで私がちょくちょく抱いていた違和感までも
完全に回収してくれた本当に納得のいく素晴らしいドラマでした。
まだ来週の最終回が残っていますが、第1話~11話までで考えるなら
11話が一番奥が深く最高に良かったです。
もうね、原作を飛び越え、あのオリジナリティを生み出した
PDと監督、脚本家の皆さんに拍手喝采でした。
(お幾つか分かりませんが)原作者の豊田さんも、
多分、大人(=大映テレビ)が創り出す作品と
そのクオリティの高さに圧巻だったんじゃないかな?
と勝手な想像をしています。
加えて言うなら、腐女子でもBLファンでもない
一般視聴者の評価として、
このドラマ、TBS金10枠でも全然OKな、
寧ろ、その枠なら全国区で大ヒットしてたかも
なくらいの作品だったんじゃないでしょうか?
そして、そういう意味も含めて、
昨深夜は《人生を達観した大人向けの最終回》だったように思います。
個人的には、もうこれ以上は要らない感じなのですが、
しかしながら、本来の<木ドラ25>枠ファンの方々にとっては
絶対に納得がいかないというのは理解できるので、
来週はきっちりハッピーエンドで
クリスマス🎄プレゼント🎁されることでしょう。
で、昨夜の何が素晴らしかったかって、
もうね、安達の
「俺・・・、今、
魔法の力がなくなるのが怖い。」
「魔法なしじゃ、
黒沢とうまくいかないかもって。」
「こんなのおかしいだろ!?」
この3言(セリフ)に尽きるんじゃないでしょうか。
そうなんですよ。
ヘテロとかゲイとかバイとか、
そんな個々のアイデンティティは全く論外で、
童貞の安達がかかった魔法、
所謂手にした能力は読心術という地味なものでしたが、
もっと大きな枠組みで、黒沢とのこの恋愛自体が
まやかしを秘めた魔法だったわけです。
童貞を卒業して、この読心術という能力を失えば、
黒沢との恋愛も上手くいかなくなるかもという安達の言葉。
まさしく、その通りだと私も思いました。
表向きはイケメン俳優二人の胸キュンBLドラマですが、
その裏側にひた隠された本当の人間ドラマに胸を打たれ、
アイドル的存在たっだ安達(赤楚君)&黒沢(町田君)が
私の中で一気に熱を引き、最良最善の意味で
日本の名俳優としての認識に変わりました。
“安達の利用”と“黒沢の愛”。
どこかで見たことのあるバランス。
【チェリまほ】11話を観終えてから、
ずっと『毒戦』が脳裏を駆け巡っていて、
私、『毒戦』のあのシュールなラストシーンが
歴代に残るくらい大好きなんですが、
昨夜の【チェリまほ】のラストシーンも
私好みで非の打ち所がなかったです。
安達に別れを提案する黒沢。
「俺は安達が苦しくない選択をして欲しい。」
「安達には笑ってて欲しい。」
「俺達・・・・・・・・・」
「もう、ここでやめておこうか?」
安達の落ちる涙が、零れて頬を伝う涙が
胸を突き刺し堪らずもらい泣き
声にならない声で「うん」と頷く安達。
「・・・・・・分かった・・・・・・」
「ごめん」
黒沢の哀愁漂う背中が身を切るようにせつなく、
でも、この魔法が解けてから訪れる現実の方が
もっともっと残酷だから、二人の出した結論は
きっと正しかったはず・・・。
これがラストシーンでも十分過ぎるくらい十分だったのですが・・・。
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そして、第1話のスタートシーンへと
引き戻される最終回予告。
「(じゃー、せめて、もし、誰かに心の底から
好きだって想ってもらえてることが分かったら・・・)」
「(なんてな、アホらし。)」
この童貞君の恋の魔法はいったいどこから
どう繋がっていたんで・・・、
いや、繋がっていくんでしょうか?
以上、
先に#30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい⑪
でした。
(※早朝と昼休みに急いで書いたので、いつも以上の誤字脱字にご容赦を。)
昨夜UPされた町田君のインスタ
昨夜UPされた赤楚君のインスタ
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