おはようございます。りょうきです。
受験生の永遠の課題。単語の覚え方。何か魔法はないものか。
正直に言うとね、「単語の覚え方講座」みたいな授業を設置すると、儲かるんですよ。
「何とかして、楽に覚えたい」というサボり心。
「この先生なら、僕に単語を覚えさせてくれるはずだ」という依存の気持ち。
要するに「自分で頑張って覚えるのを避けて通りたい受験生」の心を鷲掴みにしますんでね(笑)。
その授業では何を喋るか。接頭辞とか喋るんですかね。
re-だと「再び」という意味だから、recycle = 再びサイクル= リサイクルとか。
手品みたいなもんですよね。すごくわかった気にはさせられるかもしれない。
でも、結局どこかでは必ず力づくで覚えないとね。特に初期段階。
それは各自の努力によるんです。
私は一回だけ「単語の覚え方特講」みたいな授業をしたことがありますが。
何を喋ったっけな。
まずね、一応接頭辞とかの話はしました。単語の授業なので。
ただこれは、単語板のUGのSTEP 2です。つまり整理です。
ということは、接頭辞やら何やらの話を聞く前に、とりあえず力づくでいいので脳内にたくさん単語を覚えておいてもらわないといけない。
そのごちゃごちゃのおもちゃ箱のようになったあなたの脳内単語ボックスを、私が整理するんです。
したがってこの時点で、受講者の中で1:9くらいに分かれちゃって。
つまりもともと脳内単語ボックスがおもちゃ箱化するほど雑多に覚えていた子は、「!」みたいな顔して色々と腑に落ちてる。このタイプが割合で言うと1。
残る9は、「これから魔法みたいに単語を覚えられる方法を教えてもらえる」と考えて来ていた子です。つまり受講している時点で、脳内単語ボックスはほぼ空です。
後者は、接頭辞とかの話をしても仕方ない。それ以前の問題だから。
ということで、授業中にちゃんと言います。
「いいですか。単語を覚える魔法はありません。どの単語集がいいかという質問もよく受けるけど、どれもいいです。もしも魔法があって、最高の単語集があるなら、本屋さんにはそれしか並んでないはずです。本屋さんにたくさん並んでて、いろんな先生がそれぞれを仰るということは、つまり魔法も何もないということです」
これは分かりやすいみたいで、だいたいみんなここでシュンとします。
「ということで、最初のうちは力づくで覚えてください。どうせ唯一絶対の方法なんかないんだから、好きに覚えたらいいです。あなたの方法を、自分で確立すればいいよ」
じゃああんたは何を教えてくれるんだ、という目線を私に向けます。
「方法は何でもいいけど、意識するといいのは“インパクトが強いほど頭に残る”ということです。だから、例えば単語集の例文を自分で作り変えてみるとか」
例えば単語集に、“I have no desire to buy this car.” = 「こんな車買おうとは思わない」という例文があるとします。
いまいち味が薄いね。だから例えばあなたのすごく嫌いな異性とかを使ってですね、“I have absolutely no desire to marry ○○さん/くん.” = 「○○さん/くんと結婚するとか、ないわ!」とかに作り変えると、味が濃くなるでしょう。ちょっと頭に残りやすくなる。
結婚とか、重い?「付き合うとか、ないわ!」がいい?
じゃ「付き合う」って、何て言うのか。
...調べろ(笑)。こういう時に瞬時に調べると、一生頭に残る。
閑話休題。
察して欲しいのは、当ブログは純粋教育系功徳向上ブログですんで、あまり滅多なことは書けんのですよ。ですので、上記の味付けが当ブログ上では限界です(笑)。
私の場合。自分で色々文を作りました。短いやつをたくさん。
で、予備校に行っていた時、同じクラスにすっごく可愛い女の子がいたんです。あかねちゃん(仮)とします。
ところがやはり同じクラスに、明日星へ帰れと思うほど嫌な野郎もいたんです。春巻(仮)とします。
こんな鉄筋クラスだったのでね、キャラには苦労しませんでした。
私のオリジナル単語ノートには、あかねちゃんや春巻が山ほど出演してくれました。
あかねちゃんはおよそいい意味の単語で。sophisticatedとか、アレとかコレとか。
春巻は、常に破壊系の単語で出演しました。destroyとかナニとかあれこれ。
もうね、人前でうっかりノートを開けない例文ばかりです。
仮にノートを予備校に忘れて帰ろうもんなら、私は次の日から予備校に来なかったでしょう。
でもおかげで、一発で覚えます。一発で覚えるほど、やばいレベルに味付けする。
私は自分で単語ノートを1から作りましたけど、そこまでする時間がない人は、例えば例文が1文1文あるタイプの単語集を買ってみて、例文を所々単語を変えてですね。
ちょっと自分で笑いが出るほど、その文に変な言霊の息吹きを注入してみる。
自分にしかわからない感じで、人には見せられない単語帳を作る。
どうせ力づくなら、少しでも楽しいほうがいいでしょ(笑)。
で、そうやって遊んでいるうちに、どこかでなんか壁を超えます。
長文とか、急に引っかかりが少なくなる。スカッと下まで読めたりする。
いいですね。その調子。
いまだに私の脳内には、あかねちゃんと春巻がたくさんいますよ。
あかねちゃんには感謝しないと。いくら感謝してもしきれない。
春巻は…まぁ、ありがとな。達者で暮らしやがれ(笑)。
単語集どれがいい論には、未だに結論が出ていない。
魔法のように単語を覚えるという謳い文句の教材や教師も、山ほどいて、しかし誰のメソッドも学校や予備校で採用されていない。つまりそれぞれの正義に過ぎない。
こういう事実を冷静に見るだけで、単語を覚えるのに結局魔法なんてないんだとわかるでしょう。
開いて読んでるだけで単語が頭に入ってくるような便利な代物が千円かそこらで手に入るほど、この星は進化していません。
しからば、自分で作れ。開いて眺めるだけで頭に入るよう味付けしたものを。
そのオリジナル単語集は、他人には二束三文なれど、あなたには無限の価値を持つ。
はい、じゃああなたの身の回りで、あかねちゃんと春巻を探しましょう。
で、彼らの出演にて、とりあえず今日10個例文作って覚えてみようか(笑)。
どうぞ良き1日を(^^)