先日、こんな記事が掲載されていました。↓
「若い人たちが1人で生きていくのもやっとの世の中で、日本や自分の未来に対してまったく希望が持てない」
「人間は今に満足すると「今より幸せになりたい」と願う生き物だ。
女性が1人でも生きているようになれば、心の余裕ができるので「誰かと一緒に生きていこう」という結婚や出産を検討する女性もあらわれる。1人でも生きていける社会ならば、もし離婚や死別でパートナーがいなくなったとしても、一人でもなんとか子どもを育てられる、という「自信」も生まれるのだ。」とも。
「なるほどなぁ・・」と深いため息
をつきながら読みました。
結婚相談所に入会して結婚を望む人は、「日本や自分の未来に対してまったく希望が持てない」とは思っていないはずです。
また、男性会員さんの年収は日本の平均値より高く（各年代層）、女性
の正社員率も高いのではないかと見ています。
つまり、こんなことを言っちゃぁなんですが、つまりは条件的に「結婚できる人」、年代によっては「子どもを持つことができる人」の集まりなのです。
しかし、以前に比べて「子ども
がほしいです
」と明言する女性は減って来たような気がします。
35歳未満の方でもそうです。
「正直、どちらでも良い」と。
結婚後も今までと同じ形態で働くつもりだからと思います。
「相手にもよるけど、とても忙しい職種や業務形態だったり性格的に非協力な男性だったら、出産や子育てなんかとてもできない。仕事に加えワンオペ育児なんてとんでもないわ
」。
これが本音なのではないでしょうか？でも、人生のパートナーは欲しい。結婚はしたいというわけです。
ここは上記にもあるように「誰かと一緒に生きていこう
」なのでしょう。
仕事が安定していて「1人でもまあ、幸せ」だからこそ、「もっと幸せになりたい」と思うのかもしれません。
「結婚相手（夫）って一体どういう存在なのでしょうね？」と聞いてくる女性会員さんなどに、こういう説明をすることがあります。
「わかりやすい例を言うなら、
夜中に体調が悪くなったとき、横で爆睡していようとも叩き起こして良い人。
出先で不慮のケガをしたなら、遠慮せずに連絡をして駆けつけてもらっても良い人。
別れや嫌われることを恐れなくて良い人。
ここだけの話「妻」というカードを切るときがあっても良い人。（逆に夫からは「夫」カードを切られたくないけど）」
これを話すとき、決まってあることを思い出し
ます。
うんと若かったころ、それまでの人生でこれほど好き
になった男性はいないと思っていた人がいました。
幸いにも恋愛関係になり、お酒
が好きな彼はよくm-officeenの部屋でよく家飲みしていました。
ある日のことです。
結構な量を飲んだせいか、当時流行っていたカルティエの三連リングもどきの指輪が抜けなくなったのです。
浮腫んだ指にくい込んで痛くてたまりません
。
石鹸を付けたりいろいろしたのですがまったく抜けず。
こういうときは消防署
に行ってそれ用のペンチで切ってもらうのです。（みなさん、知ってましたか？）
消防署はタクシーで10分ほど先にありました。
行きました。自分1人で。しかも酔っぱらった状態で。
彼は一応は心配してましたが、「一緒に行こう」「ついていくよ」とは言わず、そのまま部屋で待って（飲んで）いたことを覚えています。
そう。昨今みなさんがよく口にする「クズ」男
悪いところばかりじゃなく、良い行いもしてくれたし優しいところもありましたが、これって最悪
ですやんね。
今から思えばそんなこともわからずに。なんともおバカなm-officeenでした。
熱があり寝込んでいるのに、「オレの飯は？」という夫に対して離婚を考えた（殺意を覚えた）というエピソードを何度も聞いたことがありますが、それにも似ている過去話。
まあ、女性の多くが持つ”痛い系恋愛あるある話”なのだとも思いますが・・。
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