「結婚するなら自分が自然体
でいられる人」。
これはもう当然で、頷かない人はいないでしょう。
しかし、婚活で出会った相手に対して、自分が一緒にいて自然体でいられる人かどうかなど最初から分かるがありません。
なので、仲人やカウンセラーは「せめて3回は会わないとそれがわかりませんよ。」と諭して来たのです。
が、変わりつつありますね。
「無理なものは無理なので、３回（お見合い含めてデート２回）会う必要ないですよ。その時間や精神的プレッシャー
が、婚活モチベーションを保つにあたってはマイナスに働くので早くに終了を決断したほうがが良い」と。
その人の条件や性格、志向などにもよるので一概にどちらが良いかは判断が難しい
ところです。
総じて女性は、「あまりよく知らない人と一緒にいる（デート）はとても疲れる。気遣いし過ぎてしんどい。実は、会うのが面倒・・
」とまで仮交際相手に思ってしまうことがあるそうです。
男性は逆に「デートが楽しみ
！！」と感じている人が多いのですが・・。
婚活女性にあっては、慣れない相手に素を出すことができる人は滅多にいないと見ています。
「そもそも、素の私って？」という人さえいるかもしれません。
思ったこと、感じたことが自然に言える相手って誰ですか？誰が頭に浮かびますか？
かつての恋人？親？姉妹兄弟？親友？利害関係（あなたが上）がある誰か？
大人になるとまあ、難しい
ですよね。
例えば、同居のお姉さんがスィーツ
を買って来てくれたとしましょう。
あなたはそのお店のお菓子を食べたことがあり、実は口に合わない
と思っていました。
「あ～、それ、前に食べたことあるけど私、好きじゃないわ～。おいしくないよ」って、お姉さんに言いますか？
言える人もいるでしょうし、言えない人もいる。
反対に言われて気を悪くする人もあるし、まったく気にしない人もいる。
自然体でいられる関係性とは実に多様であり、定義もなければ「こうだからこう」と説明できるものでもないんですよね。
だからこそ、「フィーリング、相性」って言葉で片付けてしまうしかないのかもしれません。
お見合いの時は双方が緊張しているので、「この先会い続けた後、いつか素直に地が出せる相手かどうか」を見極めるのは至難の業だと思います。
だからこそ、よほど違和感を感じない限り、「よくわからないからもう1度会う」で進めましょう。
そして、ファーストデートの際、ぎこちなさと差し障りのない会話だけに留まらず、あるチェック
をしてもみてくださいな。
「お相手の話は全肯定で！」と婚活アドバイスでは言われていますが、肯定じゃなくて共感で良いのです。
多いに共感した後、自分の考えや想い（相手のそれとは真逆でも）を結論からサッパリ手短に話してみる。その流れがスムーズでお相手から次のデートの打診があったらいずれ、そう遠くないうちに自分の素が出せる相手、自然体に接することでできるお相手なのではないでしょうか？
「条件が良いお相手、ルックスが好みのお相手だから、嫌われないようお人形さん
でいよう」とはならないでください。
解り難いからシチュエーションを書きますね。↓
男性：「冬は寒いからコッテリしたものが食べたくなるんですよ。豚骨系ラーメン
とかね。実は週に4回ぐらいは、お店で豚骨系ラーメンを食べている気がします。」
女性：「確かにそうですよね。コッテリしたものを食べると身体が温まりますよね。汗が出るぐらい。
でも、ごめんなさい！私、ここしばらくそっち系のラーメン食べてないのですよ。正直、今は食べられないかも。
理由はお恥ずかしながら、以前より太ってしまったからダイエットしてるんです」
まずは共感した後で、可愛く謝り（前振り。これは「誘ってくれても行かないよ」の意味）、正直に”言いたいこと、言っておきたいこと”を簡潔に述べる。
良い感じならこうなるでしょう。
男性：「う！！確かに
。この生活、確かに体重増加に繋がってます。ヤバいですよねぇ。カロリーが低くておいしくて温まるモノって何だろう？調べますから今度は、晩御飯をご一緒しませんか？間違ってもラーメンは誘わないからご安心を」
あのね。自然体になれる相手を、自分が作ることだってできるんですよ。
受け身だけでいては、いつまでもしんどくて気を遣うばかりのお見合いを続けることになってしまいます。
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