「お相手男性にお任せしたらどうですか?」と、m-officeenaが答えるのは、お見合い日が決まったあと、当方の女性会員さんがこのような質問をしてこられたときです。
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「〇〇ホテルのティーラウンジの席予約はされていないのですよね。入口近くの所定の場所での待ち合わせなのですよね?
当日、ティーラウンジは満席かも知れないですし、その場合、お相手男性はどうされるでしょう
私が待ち合わせ時間よりうんと早く行って、席の確保をしましょうか?順番待ちの名前を記入しておきましょうか?」
心優しき、気遣いに長けた女性(主に大人年齢の方)の中にはこのような申し出をする方もいます。
コロナが落ち着き、ホテルのティーラウンジは再び活況を呈しています。
昨今、多くのホテルのティーラウンジは予約ができなかったり(できてもアフタヌーンティー)で、お見合いの席確保はコロナ以前のように困難になっています。
相談所自体、「席を確保する」という約束(契約)は、会員さんとはまずしていないです。
席の予約状況に合わせた日程日時調整は、かなり非合理的だからです。
しかし、そのリスクを見越しても席確保を行ってくれる相談所もあります。
さて、なぜ、「お相手男性にお任せしたらどうですか?」とm-officeenが言うか説明します。
”段取りの良さやエスコート力、お見合いに対しての気合い度がチェックできるから”というのではありません。
男性によっては、早く来て席を確保してくれている人もいるでしょう。
相談所から指南され、自分自身で席の予約をする男性もいるでしょう。(当日までに期間がある場合など、それは可能)
待ち合せのホテルのカフェが満席の場合、「移動してもいっぱいかもしれないので、ここで並びましょう」と待つ間、楽しく会話してくれる男性もいるかもしれません。
他のカフェ(チェーン店じゃないところね)に連れて行ってくれてそこがまたいっぱいでも、苛立たず良い感じで一緒に待つことができる人もいるかもしれないです。
お相手男性が(やや)ドン臭くて、なかなか席に座れないままでも、それに不満を感じず楽しいことだってありえるのです。
「この人、段取り悪いからきっと会社で仕事もできないんだろうな」などと、見下すなんてもってのほか。
出たとこ勝負。
賭けです。
しかし、先読みが得意で無意識に気を回してしまう女性はこう考えます。↓
「お見合いの席になかなか付けない状況になったとき、お相手が(男として)さぞや焦ったりしんどい気持ちになるだろう。それは気の毒だわ」
気遣いや優しさもあってのことなのでしょうが、それだけではないと見ています。
間違いなく相手にマイナスイメージを持ってしまいそうな自分自身をわかっているので、そうなるぐらいなら、「自分の方が準備しよう」と気持ちのリスク回避策を計っているのだと思います。
なので、あえての「お任せする」をお勧めするのです。
それは己の忍耐力を鍛えるため。
イライラせず、寛容でいられるようになるためです。
「最悪、そのうちどこかのお店で座れるでしょ。
もちろん、この人とはご縁がなかったと返事をするけど、自分の成長に役立った。勉強させてもらったと思うようにするわ」
この学習は、結婚してから相当役立ちます。