好きな人から頭をポンポンと優しく叩かれたり、
撫でられたりするのが「嬉しい」 「好き」と言う女性
の声をよく聞きます。
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毎度おなじみ、ある女性の話です。
結婚を約束している彼と、半同棲生活を送っている
Y美さんは28歳。
ショッピングモール内のビルで、販売の仕事をしています。
大好きな彼は同い年。
2年前に友達の紹介で知り合いました。
彼はいわゆるガテン系。
見た目は筋肉質のガタイに、おしゃれ口髭が似会う
イケメン男性でした。
彼は同い年のY美さんをあえて、うんと年下のような
扱いをします。
それが愛情表現
もちろん、”頭ポンポン”は日常茶飯事です。
また、こんなことも言いました。
「Y美の仕事は接客業だから、めっちゃ心配(^o^;)。
俺だけのもんだからなぁ。
誰にも見せたくないし、いっそのこと食べてしまいたい
ぐらいや。
無くしてしまいたぐらいや。
可愛さ余って憎らしい
明日はちょうどゴミを出す日だから、Y美を袋に入れて
生ゴミとして捨ててしまいたいほどだ」
な、なんと、悪趣味な冗談でしょう。
犯罪風だったり、DV風だったり、モラハラ風だったり。
他人が聞いたら、怖すぎて笑えません。
っていうか、おバカ過ぎます。
でも、このセリフは二人の間だけで通じる愛情表現。
Y美さんは、「そうそう、こんな風に袋に入って・・(^O^)」と、
自ら関西風ノリツッコミをして彼を笑わせていたそうです。
超嫉妬深い彼を、「自分に対する愛ゆえ」と、思ってました。
嬉しいとさえ感じていたそうです。
そんな関係が続く中、
ちょっとしたことがきかっけで、二人の間に冷たい風が吹き
始めたました。
彼に他の女性の影が見え始めました。
Y美さんは、思ったそうです。
「彼はラブラブのときから、すでに伏線を張っていたのかも
しれない・・。
俺はおまえをいつか”捨てる(・_・;)”よって、
正直に言っていたんだわ。
冗談のふりしてまんま本音。しかも予告系。逆の意味。
生ごみとかに例えられて、冷静な頭で思い起こすなら、
とんでもないことを言われていたんだわ。
私ってなんて馬鹿な女なんでしょう」
さて、先読みが得意な女性、または恋愛経験豊富な女性なら
想像つきますよね。
ここからが実は本当の始まり。
修羅場舞台の幕が切って落とされました
怒りに着火したら最後、円満な別れや継続なんてありません。
憎さ余って愛おしい
女の業火はそう簡単に消えないのです。
いろんな意味で怖い話だと思います。
恋はときとして、人を狂わすのですね。