ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道 -13ページ目

ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。

こんにちは。


28日から30日まで、早めの冬休みで家族で旅行に

行っていました。


家族といえば、

僕にとっては窮屈だったり、なんか居心地が悪かったり、

反発していたり。


家族というのは大変なものである。

難しいものである。


ということを小学生の頃から感じていました。


それが、行政書士として、家族の問題を扱う仕事に

繋がっている部分があるので、

その体験や感情はそれはそれででとても大切なものです。


ですが、

もちろんいつまでも反発していたりするわけでもなく、

今回の旅行は特に、

肩肘も張らずに自然に楽しめました。


自分も家族も環境や状況が変わってきたことも

あってか、

自分の中に色々と心境の変化があることに旅行を通じて気づきました。


そして、ただ楽しいとかでなく、大きく視界が開けた、

今までどこか張り詰めていた部分が取り除けたことが

自分の中ではとても大きかったです。


今年は、2月に祖母が倒れ、その後入院、

祖父とともに老人ホームに入居など家族にとっては

大きな出来事がたくさんありました。



「自宅で死ぬ」が口癖で断固として介護施設に入ることを

拒否していた祖父母が今では、老人ホームに慣れ親しみ

第3とも言うべき人生を歩んでいます。


皆住む場所もやっている仕事や、家族環境も違う中

それぞれの道をしっかりと歩んでいる今の状況って

いいなあと思います。


ほんとに疎ましく思う時期も多々あったので、

尚更思います。


家族の存在や育った環境に感謝して

来年も頑張っていきたいと思います。








こんにちは。


忘年会だ、クリスマスパーティーだが、

続く今日この頃ですが、

実は11月20日に研修講師をしていたときに

首を痛めました。


仕事やイベントの合間を縫って、

行ける限り整骨院に通っています。


「ぎっくり首」と言われました。


まあ、11月20日にはっきりとした症状が出ただけで、

長い間の体の凝りが一気に首に出た模様です。


最初の1週間ぐらいシップをしても、

タイガーバームを塗っても、風呂にゆっくり入っても、

疲れが原因かもとたくさん寝ても全然治りませんでした。


そして、首だけでなく、動くと後頭部が痛かったり、

生活や仕事に大いに支障が出る状況で「さすがにまずい」と

何か専門家に診てもらおうと思い検討しました。


でも、何が原因なのかもわからないので、

どこに行っていいかがわからない日々が続きました。


整形外科か、接骨院か、整骨院か、外科か、

普通のマッサージか、鍼灸師か。

はたまた、後頭部も痛かったりするので、

何かの病気かもと考え、

内科・脳外科、脳神経外科、首だからリンパ腺を診てもらえるところか。

など、全然わからないのです。


結局、ネットで色々調べておそらく首の凝りだろうと推測し、

整骨院(=接骨院ということも判明)にとりあえず行ってみようと

考えました。

で、どこの整骨院に行くかも迷うわけですが、

通勤の通り道の中でなんとなく目立って安心感のありそうなところに

さらにネットで雰囲気とかを見て大丈夫だろう思ってから、ようやく行ってみました。


結果として、症状も凝りが原因でしたし、とてもいいところで、

今はほぼ回復しています。(右肩に重いカバンをかえるのはNGとされていますが)


今回のことで、気づいたのは、

人は何かで悩んだとき、ほんとにどこに相談していいかわからないということ。


これは、我々士業に相談する人ももっと困るんだろうなと思いました。


相続一つとっても、行政書士か、司法書士か、弁護士か、税理士か、

不動産屋か、信託銀行か、何かのコンサルか、役所かなどなど。

そして、その中でもどういう人がいいのかとか。


ほんとに全然分からないと思います。


行政書士は、あらゆる相談の窓口だと思っているので、

どんな相談が来ても、的外れでも、

勇気を持ってきてくださった方にきちんと対応し、

もし的外れなら責任を持って、別の機関を紹介しようと

あらためて思いました。


そして、ほんとにこの人・この事務所で大丈夫か。


安心して、来ていただけるように、選んでいただけるように

ホームページにしても、紙媒体の広告にしても

わかりやすく工夫する必要があると感じました。


ほんとは相談したいけど、躊躇している人も多いんだろうなと

思います。


最後にもう一つ。


今回、整骨院に行って、「毎日来なさい」と言われ、

しかも最初の数日は、全然痛いまま。

でしたが、それでも実はすごいほっとして気持ちが楽に

なっていました。


原因や解決への方法がわかったからです。


行くまでは、何か脳の病気かも、死ぬかもとかも

少しは想像しました。

不安でした。


僕のところに来るお客様も同じなんだなあって

振り返って気づきました。


相談に来ただけでは、何か手続きしたわけでもなく何も

解決していません。


でも、ほんとどうしていいかわからない状況から、

手続きのしくみがわかったり、自分の置かれている状況が把握・整理できたり

するので、来る前とは全然心境が違うのです。


来たときに「こんな相談ここでしていいのかわからないんですが・・・」と

不安そうだったお客様が、

2時間の相談を終えて帰る時にスキップこそしないものの

スキップしているかのようなすっきりした、どこかウキウキすらしているような

表情を見せる意味を体感できた気がします。


そういうことから、

相談の段階で、真剣にお話を伺い、

なんらかの方向性を示していく僕の役割はほんとに重要なんだなと

気づくことができました。


この間、プリンターや携帯も故障したり、

ほんとに踏んだり蹴ったりでしたが、

お客様に寄り添っていくにはどうすればいいか。


自分が困ったことで、大きな気づき・ヒントを得たので

ほんとに良い経験になったなあと思います。


もちろん、定期的に体をメンテナンスしていくことの大切さも。





こんにちは。


振り返れば、相当突っ走ってきたのか、

一年の疲れがドバーっと出てきている今日この頃ですが、

突っ走ってきた分、来年に向けて一度立ち止まって

色々考えるのにもいい時期です。


そんなこともあり、

業務についても考えるのですが、

成年後見業務に関しては、

案件も倍増。

色々な経験もさせていただいています。


一方で、

遺言に関して僕の理想とするような受任状況じゃない。

言い方を変えれば、去年や一昨年からあまり進歩も

ないなというのが正直なところです。


そこで、自分なりに分析してみましたが、

受任できるケースとできないケースにくっきりと

傾向が見えています。


まず、受任率が高いパターンは二つあり、

一つが、お一人暮らしの高齢者の方。


これは、遠くに子どもがいるとか、そもそも身寄りがいないという方が多いです。

このような方々は、
お一人で生活され、普段あまり親戚にも頼っていないので、

危機感や、迷惑をかけたくないという思いが強く、

また決定権がご自身のみにあるので受任することが多いのです。


もう一つが、40代~60代ぐらいのお子さん世代が

親御さんのことでご相談に来られるケース。

何かあったときに困ってしまうのが、子や甥・姪といった

立場の方なので、真剣です。

そして、親御さんに働きかけ(もちろん最後はご本人の意思ですが)て

受任に至るケースが多いです。


一方ほぼ100%受任できていないのが、ご高齢者本人が相談に来るものの

配偶者がいる又は子どもと同居しているようなケースです。


ご高齢者ご本人がセミナーに参加されたり

ご相談に来られ、真剣なのではありますが、

「娘と相談してからまた来ます」などというケースで

受任に至ったことが皆無に近いです。


半分は推測、半分はご当人に聞いたりした話ですが、家に、僕がお話したことを持ち帰り、

そこで、「遺言まで準備しなくても大丈夫じゃない?」

「報酬が高いのでは?」「手書きで十分」「知り合いに詳しい人がいる」などと

言いくるめられ、、結局僕の事務所へのご依頼とはならないケースです。

客観的にはきちんと公正証書にした方がいいケースがほとんどなのですが、

ご本人に実質的な決定権がない(又は、決定を自ら家族に委ねてしまう)のだと

思います。


残念ですが、これでセミナーに来られた方など何名も

逃している(ちょっと言い方が良くないですが)のが現状です。


ですが、これを課題ととらえ、

どうアプローチしていくかを考えるのには

労力がかなりかかってしまうので、

そちらは最初からあきらめることにしました。


逆に受任率が8割ぐらいになっている一つ目の

ケースの方々へのアプローチを強化していくことが

受任数増加につながるので、そこへ重点的に力を入れる。


そのような展望を事務所として描いている今日のこの頃です。


このような展開で、来年以降遺言の受任件数・売り上げを

伸ばしていければなあと思います。