走りの先へ ウマ娘プリティダービー 新世代の扉 | Mの国より愛を込めて

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最強を目指すためレーズに挑むジャングルポケット

連戦連勝を続けるもアグネスタキオンの前に敗北

リベンジを誓うポケット、一方タキオンはその先を目指していた

 

 

 

 

 

 

鑑賞日 2024年5月25日

映画館 ワンダーアティック

 

競馬、それは馬に夢を賭ける代物。

 

俗に公営ギャンブルと呼ばれ、特に春と秋(冬まで)は重賞と呼ばれるレースが行われ、多くの競馬ファンが楽しみにしています。

とはいえ、ギャンブル故ファンの高齢化が進んでおりどうしてもおじさんの娯楽というイメージが。

 

まあ、今のご時世、飲む打つ買うが男の醍醐味というのは前世代的かと。

というか、買う(売春)は色々ダメです。

 

ともあれ、そんな競馬界に猛烈な新陳代謝を生み出したのが「ウマ娘プリティダービー」。

競走馬を擬人化したキャラクター達を使ったメディアミックス作品。

もっとも、予定されていたゲームの開発が難航し、当初はアニメもイマイチ盛り上がり切れなかったのですが、しり上がりに人気を博していったシリーズとなりました。

 

本作はそんなウマ娘の劇場版。

ジャングルポケットを中心とした展開なのですが、ライバルの存在が大きいものとなっています。

 

ポイント

 

本作のポイントはライバルの残響。

フリースタイルのレースで走っていたジャングルポケット。

そんなある日、トゥインクル・シリーズのレースの熱量に痺れたポケットは自分もそちらで走ることを決意する。

デビューすると連戦連勝を続けるポケットだったが、ある日アグネスタキオンと同レースとなり敗北してしまう。

負けん気の強いポケットはリベンジを宣言、一方タキオンはウマ娘の本能である走る事の先を探していた。

そして再び相まみえる事となったレースでタキオンは圧倒的な走りて圧勝。

その走りの前に絶望するポケットだったが、直後にタキオンはレースから去ってしまう。

 

立ち向かう相手を見失ったポケットは走る続けられるのか?

 

前半は負けん気の強いポケットとマッドサイエンティストのタキオンがバチバチに火花を散らす展開。

もっともタキオンの狂気っぷりがかなり際立っており存在感は群を抜いています。

とはいえ、タキオンの存在がなくなってからは、ポケットが戸惑う場面が多くなっていきます。

 

見どころ

 

見どころは中盤、日本ダービー。

タキオンが残した軌跡を追うポケット。

一世一代の舞台でポケットの走りが変化する!

クライマックスじゃないかと思ってしまう程の盛り上がりを見せるシーンとなっています。

 

気になった点

 

気になった点は日本ダービー以降の展開の落ち込み。

後半はポケットが悩み苦しむ展開となるため、どうしても盛り上がりに欠ける内容になってしまいます。

そしてこの落ち込みが最後まで解消できなかった感があります。

 

中盤のピーク以降の展開が非常に持っていない本作。

なお、レースの演出は勢いを重視しており、粗いタッチで描かれるシーンはインパクトがあります。

ウマ娘というコンテンツを知らなくても楽しめる作品ではありますので、話題のアニメという事で見るのも悪くありません。

 

なお、コレって「あしたのジョー」じゃん?というツッコミは受け付けません。

 

 

 

公営ギャンブル繋がりでチョイス。

野球選手引退後競輪選手を目指すは話となっています。