世界で知れるテノールのトリオ イル・ヴォーロ
そんな彼らが清水寺でチャリティーコンサートを行う事に
彼らの歌声が世界遺産に響き渡る!
鑑賞日 2024年2月20日
映画館 キネマ館
清水寺と言えば、京都の世界遺産を構成する一つ。
そして古より、一大決心を清水の舞台から飛び降りるという語源になっている場所であります。
(ちと違うか?)
本作はそんな清水寺でコンサートの様子を収めた作品。
しかも、そのアーティストは三大テノールである「イル・ヴォーロ」、そしてこのコンサートは清水寺で海外アーティストが初めて行ったコンサートとなっています。
もっと前からやっても良かったんじゃ・・
まあ、コンサートを行ったのが2022年みたいなので、ちょうどコロナ過で観光地が閑散とした時期だったので、背に腹は代えられなかったのかも。
ポイント
本作のポイントは三大テノールの歌唱。
本作は、イル・ヴォーロによる歌唱が大部分(一部オーケストラの楽曲もあり)となっており、その歌唱力をいかんなく発揮。
楽曲もオペラが中心ですが歌謡曲も披露してくれます。
そして本作を一言でいえば
歌唱力凄すぎね?
決して爆音では無いのですが、鼓膜が悲鳴を・・ゲフンゲフン。
その響き、表現力は伊達に三大テノールと言われるだけはあります。
気になったところ
気になった点は日本に縁のある楽曲が全くない事。
もちろん、彼らのレパートリーにそれが無いからですが、それだと清水寺でコンサートする意義も薄くなるような。
イル・ヴォーロの技術を思う存分堪能できる本作。
ロックなどとはまた違った音楽の深さを知れる内容となっています。
彼らのファンはもちろん、音楽をこよなく愛する人だと大きな発見となる作品だと思います。
元々三大テノールと言えば彼ら。
しかしながら、その結成は色々訳ありだったようで・・
ともあれ、彼らの存在がオペラ歌手が今のように注目されるようになったと言えます。