各地の戦火に立ち向い疲弊していたキラ
そんな折、ファウンデーション王国より共同の知らせが入る
しかし、同行したラクスは奇妙な感覚に陥っていた
鑑賞日 2024年1月27日
映画館 ワンダーアティック
2000年代に入り暫くTV放送から遠ざかっていたガンダムシリーズにおいて久しぶりのTV放送だったSEEDシリーズ。
その続編となるディスティニーや番外編となるアストレイなど宇宙世紀とは違った広がりを見せるシリーズとなっています。
(最もアストレイは現在進行形で拡大していますけど)
さて、ディスティニー放送終了後、続編となる劇場アニメがアナウンスされていたのですが、待てど暮らせど続報が出ず忘れられた扱いだったのですが、数年前にようやく上映が決定し公開に至った次第です。
いや、マジでどれだけ待たせたんだよ!
最初のSEEDから20年だってばよ!
なお、月曜日辺りからネタバレ情報が解禁されていますが、一応ネタバレ項目を避けた内容にしています。
とはいえ、前情報を見たくない人はご了承を。
ポイント
本作のポイントは思いを貫くために。
デュランダルが提唱した定められた運命の中で生きるディスティニープランを否定し、自由を勝ち取ったキラ達。
その後、ブルーコスモスの残党による戦火の火種に対処するためコンパスを設立、キラはシン達と共に紛争に介入を続けいていた。
しかし、遅々として進まない理想にキラは次第に憔悴、その様子に何もできないラスクの姿があった。
そんな折、新興国であるファウンデーション王国からブルーコスモスの残党に対する共同作戦が提案、これに参加することになる。
その作戦に同行したラクスだったが、王国の宰相であるオルフェと出会った際に奇妙な感覚に陥り、その様子にキラも戸惑いを隠せなかった。
果たしてキラとラスクは自分たちの選択を貫くことが出来るのか?
話としてキラとラクスが中心となって展開さる形となっており、特に前半二人を取り巻く昼メロ展開が繰り広げられます。
とはいえ、中盤以降はMSによる戦闘シーンが中心となるため、そこはご安心を。
まあ、当初から発表されているライジングフリーダムが明らかに弱そうなうえ、PVでもボコボコにされる様子が映っていましたが?
いや、コレジャナイ
見どころ
見どころは後半、シンの戦い。
ディスティニーでは途中で主人公から降格された悲運のキャラクターであるシン・アスカ。
本作でもパイロットとして戦うも、キラの陰に隠れがち・・
しかし!後半は怒涛の活躍を見せる!
まさに汚名返上の戦いを見せてくれます。
なお、一部ギャグとなっているシーンもあり、スゲェ扱いとなっています。
気になるところ
気になった点は敵側の設定の説明が足りない事。
それこそ、ディスティニーの時、お前ら何してたんだよという感があります。
まさにSEEDシリーズの集大成となっている本作。
とりわけ後半に登場するMS達はシリーズを見てきた人になっては胸アツの存在ばかりとなっています。
10数年越しの思いがやっと叶った感があります。
・・次はアストレイかな?
後にシリーズが始まり先に完結したダブルオーシリーズ最終作。
・・だったはずですが、その後の話が展開中だったりします。




